2010年大網白里町長選挙立候補にあたり
−夢と希望のあるまちづくりのために−


2010年10月27日

 この度、私、黒須俊隆(大網白里町議会会派「市民の会」代表)は、12月19日に行われる大網白里町長選挙に出馬することを決意いたしました。2006年の町長選に続いて2度目の立候補となります。
 前回4年前は、「停滞している町を変えたい!公正でムダのない行政で町は必ずよくなります!」というスローガンを掲げ以下の6つのまちづくりを提案しました。
 「子育て支援の充実したまち」
 「必要なときにかかれる医療体制のあるまち」
 「住民参加が活発なまち」
 「歩行者・自転車が安心して通行できるまち」
 「みんなが使いやすい駅前のあるまち」
 「農と海辺を活かした産業のあるまち」
 さらに3年前の出直し町議選では、これらに「世代間交流と憩いの場があるまち」を加えて提案しました。
 基本的なスタンスは変わりませんが、その前提として
徹底した情報公開をいたします。大きな事業は企画段階から町民と情報を共有し、まちづくりをすすめます。今回とくに力を入れたい分野は、子育て、教育、文化、医療です。ムダを廃し、図書館や児童館などの施設はきちんと整備し、夢と希望のあるまちづくりをしたい。
 即戦力、未来に責任を持てる若さと実績をアピールして全力で臨みます。数値目標などをいれた
具体的な施策(マニフェスト)を50項目以上100項目を目指して、町民との対話のなかで発表したいと考えています。

◆住民と協働のまちづくりをすすめます。
→徹底した情報公開をします。企画の段階から情報公開を進めます。各課の予算要求、ヒアリング結果、やらない理由も全てを公開します。
→これまでも様々な住民参加型の諮問委員会がありましたが、答申結果が実際のまちづくりに充分活かされているとは言えません。
→「協働のまちづくり推進計画」を実施します。
→住民の自発性を引きだし、また職員の意識改革もすすめる必要があります。
→耕作放棄地を解消するために住民と共に幅広い取り組みをすすめます。
→空き店舗を利用したコミュニティビジネスを支援します。

◆子育て支援の充実と高齢者の健康施策を推進します。
→子ども医療費の中学3年生まで無料化、待機児童の解消、認可外保育施設への公費助成、児童館などの居場所づくり、などの町独自の具体的支援をしなければ、ますます少子化は進み、町のバランスある発展が望めません。子育て世代に対する支援を充実させて、都市部に転居した子供達が子育てのために帰ってくる町、孫を連れて帰ってくるような魅力ある町にしたい。
→予防医療や健康介護施策を充実させ、高齢者が健やかに暮らせるまちづくりを進めます。
→保健師や衛生士を増やし、特定健康診断などの受診率を増やします。
→予防医療や保健活動の充実で、国民健康保険料を安くします。

◆子供からお年寄りまで安心できる医療をつくります。
→全てのライフステージに対応できる医療体制をつくらなければなりません。現在山武地域の医療体制は厳しい状況にあります。2次救急医療体制の維持が最重要課題です。近隣市町村と連携して365日24時間安心できる医療政策を進めます。
→病院と診療所の連携を進めます。
→地域医療を担う医療スタッフを養成しなければなりません。大網病院を魅力ある病院にし、医師や医療スタッフの確保につとめます。

◆大網白里から教育と文化を発信します。
→日本の公教育費は対GDP比でOECD加盟国中最下位の3.1%、平均の4.9%をはるかに下回り、日本がいかに公教育に不熱心かよく判ります。その中でも本町は山武郡内でもっとも教育費が少ない。教育図書費、教育備品費の大幅増額をします。また保護者の負担の大きい副教材費に助成します。食育を進め、学校給食を充実させます。
→図書館はもっとも多くの住民が利用する公共施設ですが、本町では利用が多いとはいえません。浦安市では市民一人あたりの貸し出し数が13冊を超えているのに対し、本町では4冊程度です。図書館を新設し、生涯学習の支援と文化活動発信の拠点にしていきます。

◆町民から信頼される政治を取り戻します。
→職員逮捕や税金徴収漏れなど不祥事が続いた4年間でした。今も談合疑惑に対し無責任な対応が続いています。危機管理意識の欠如とも言えます。事件防止のためには、公正な政治と透明性の確保が不可欠。入札契約方法も改革する必要があります。
→これからの行政運営には、スピードと決断力が必要。図書館や庁舎建設などにおいてズルズルと先延ばししていますが、選択と集中が求められます。
→小学校予定地の隣りに大型の配送工場を誘致しようとして住民の猛反対にあっていますが、小学校の隣りに大型トラックが出入りする施設を誘致する神経が疑われます。全く行政運営のセンスがありません。情報公開も全く足りません。