ごあいさつ

 大網白里市では9年前の国勢調査で、5万人を上回り市制施行しました。特急電車の停まる大網駅があり、東京方面への通勤はたいへん便利です。この恵まれた環境にもかかわらず、人口は減る一方で、現在の常住人口は約48000人です。出生率も全国平均1.43を大きく下回る1.16であることがわかりました。

 巨額な土建業政のつけにより、住民サービスが削減され、必要な防災整備も遅れています。市は、子育て支援の充実で移住定住を促進し、人口を増やすと言っていますが、本市の子育て支援は、近隣市で一番遅れています。子育て支援の充実した自治体としてエントリーする資格すらないのです。
十枝の森にて
しかし、この町には、代々受け継がれた緑豊かな里山と田畑が広がり、ウミガメも産卵にやってくる美しい浜辺があります。先人たちが営々と築いてきた歴史や文化も息づいています。

この恵まれた環境を活かし、さらに発展させるために、今こそこれまで通りのやり方を改革し、「無責任」が横行する市民不在の行政を市民の手に取り戻さなければなりません。

大網白里を愛する情熱は誰にも負けません。しがらみと無縁な決断力、公正を重んずる姿勢で、この町をより良い姿に変えていきます。