私はこう考える

議会に正義を 議会を変えて町も変えよう

議員は住民の代表

議員活動で一番重要なのはやはり議会である。住民の代表として選ばれた議員が行政当局に質問ができ、場合によっては条例や予算を否決することができる唯一の機関が議会なのだ。しかしながら4年間ほとんど質問や討論をしない議員もいる。

質問しない議員

質問には条例案や予算案に対する質疑の他に町政に関することなら何でも質問できる一般質問とがある。一般質問は全議員に最大一時間認められている。この一般質問ですら4年間一度もしない議員が半数近くいる。
一般質問だけはするという議員もいるが、そういう議員にかぎって所属政党から回ってきた質問や利益誘導的な質問が多い。

通過させるための議会

一般質問をしない議員も問題だが議案に対する質疑や討論をしないのはもっと問題だ。条例審議や予算・決算審議では本会議場でほとんど質疑や討論が行われない。これでは議案を通過させるための議会だ。傍聴している人も、後から議事録を読んでも何のことだかわからない。重要な条例案や予算案に対してはせめて会派代表くらいは態度を明らかにすべきだ。

根回しで終わる議会

全員協議会という法律で定められていない非公式な会議がある。この全員協議会が本町議会では多用されている。
この全員協議会がくせものだ。非公開で、会議録が残らない。議案は議会本会議と委員会できちんと議論すべきだ。そうでないと記録に残らない中ですべて執行部の根回しで決まってしまう。あとから問題になっても議会でどのような議論があったのかもわからない。

議長職のたらい回し

議長職は4年の任期だ。にもかかわらず多くの保守系の議員がその「名誉ある地位」につきたいがために一年交代でたらい回しにしている。
議長は名誉職で公式行事の挨拶役か議会の司会程度と考えてもらっては困る。大きな権限を持っている議長は見識のある人間がその任につかなければいけない。
本町では前議長(公明党)が、質問時間を大幅に制限する提案をしてきた。これはさすがに多くの反対の前に引っ込めざるをえなかったが、議長を順送りにするとこんなひどいことになるのである。

今こそ議会を変えよう

四年に一度の大切な町議会議員選挙。わが町の民主主義の根幹をなすこの選挙で、住民の代表としてふさわしい議員を選び、そして議会を変えていこう。

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