自転車の利用促進は駅前渋滞対策などの交通問題の解決につながるとともに、地球温暖化防止対策や排気ガス削減などの環境対策、健康増進や観光利用など様々な分野で大きな効果が期待できる。そこで歩道や路側帯など自転車や歩行者にとって安全で使いやすい道づくりが重要だ。
この町のほとんどは平坦で自転車で走るのに適している。しかし道路事情は大変悪い。例えば白里県道は本町にとって最も重要な幹線道路だが、歩道も貧弱で路側帯も狭くとても危険だ。町は、道路整備や改修など県の計画をしっかりと把握し、町としても積極的に道づくりに関与すべきだ。現在の歩道や道は、車優先の思想でつくられ過ぎている。大網駅から白里海岸までの車道・歩道を自転車や歩行者にやさしい道にすることは、とても大切なことだ。
また、自転車利用促進には、使いやすい駐輪場が必要だ。大網駅の駐輪場利用料金は１か月１５００円、１回だと１５０円もする。私は全ての駐輪場は無料にすべきだと考える。（2007年10月）
（その１）全て無料にすると（現在の全て有料でも同じだが）、遅い時間に出勤する者が常に３階に駐輪することになり不満です。
→お金を払っても１階にとめたいという方がけっこうおられました。２階、３階を無料にするなどの社会実験も一つの考え方としてありかなと思いました。
（その２）オートバイ（50cc以上）がとめられる場所が駅前にない。
→かつては駅南側にオートバイがとめられる民間駐車場がありました。料金は高めでしたが１階で屋根がついていたのでオートバイだけでなく自転車をとめる方もおられました。現在は自動車駐車場のみとなっており、大網駅近隣で50ccを超えるバイクやスクーターはとめる場所がないのが実態です。駐車に関して、50cc未満の原付と自動二輪とで法律の適用が違います。そのために原付までの駐輪場整備しかしてこなかった自治体がほとんどです。すぐにオートバイ駐車場の整備は難しいかもしれませんが、現在の原付駐輪場に入る大きさの小型自動二輪は駐車できるようにするべきと考えます。近隣でも成東駅前自転車駐車場では125cc以下のオートバイがとめられます。
