近況
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12月31日

今年も一年間お世話になりました。

 いつの間にか大晦日となりました。
 個人的には(昨年12月に続いて)4月と11月にも選挙を戦うという約1年間で3回選挙に出るという異例の年だったと思います。多くの方に支えられてきたことに感謝申し上げます。

 3月の大震災及び福島原発の大事故は、日本中の人々に大きな影響を与えた大災害でした。今後の日本がどのような道に進むべきかも考えさせられる被害と事故でした。日本中の川や海を護岸し、巨大な防波堤、防潮堤がもろくも崩れました。埋め立て地に巨大建築物を建てまくり、液状化がおこり、エレベータの止まった高層マンションは陸の孤島と化しました。都市機能がマヒし、多くの帰宅難民で混乱が起きました。原子力という大事故を想定していない科学技術が、今も世界中を汚染し続けています。
 それでもなお、八ツ場ダムを建設し、防潮堤を日本中に作り、原発を輸出し続けようとしています。この方向性のままでよいのかどうか来年は問われなければならないと思います。

皆さん、よいお年をお迎え下さい。

12月29日

民主党の変質に思う

 民主党から10人以上が離党すると報道されている。さらにこれに続くかもしれないという。千葉県の代表の生方氏は離党した若手らに対し「無責任」を強調するが果たしてそうだろうか。
 政権公約のうち、主要な部分で守ろうとしているものが今あるのか?沖縄普天間基地国外県外移転、八ツ場ダム建設中止、消費税議論4年間凍結、子ども手当26000円、官僚主導から政治主導へ、地方主権、これら公約はいったい何だったのか。

 鳩山政権時代は、その能力は別として政権公約を守ろうとしたが、菅総理、野田総理はもはや公約など全くなかったものとして政治をやっているとしか思えない。
 国民に対してきちんとした説明なしに公約を勝手に変えて、政権を維持し続けることは許されない。2年前の政権交代を応援した人間として、私も応援を依頼した皆さんに説明責任を果たさねばならない。その意味でもまずは民主党は責任ある説明をしなければならなかった。
 政党助成金目当てに新党結成との声があるが、政党助成金自体の賛否は別として、今の民主党にとどまることは、現民主党に168億円(2011年分)が交付されるということだけにすぎない。
 今のところ民主党にとどまっている千葉11区の金子議員も、離党した12区の中後議員も共に説明責任を果たして欲しい。  

12月23日

CROSSカフェ(議会報告会)を開催しました。

昨日、議会報告会を事務所で開催しました。一般質問の速報をアップします。詳しい議事録はしばらくお待ち下さい。

→→→12月議会一般質問と答弁

12月22日

本日12月議会が終了しました。

 本日12月定例議会が最終日で、8議案が採決されました。主な内容は、補正予算と、入札結果の承認案件でした。

 補正予算の中では、前議員の大矢さんが問題にしていた「みずほ台テニスコートの芝張り替え工事」の費用が748万円入っています。23年度予算で県からの補助金百数十万円が計上されており、実際のテニスコート修繕は約900万円が予算計上されたことになります。大矢さんの調べでは、町は予備見積もりを町内業者2社からとり、900万円~1000万円だったと証しています。一方、大矢さんの通っているテニスクラブのコート張り替えを行った業者は400~500万円程度でできると言っているそうです。
 黒須の質問に対し、町は予備見積もりは使わず、県の基準単価で見積もり、予定価格を決めたそうです。テニスコート自体は老朽化が激しく、今回の補正予算には賛成しましたが、今後行われる入札には注目したいと思います。

 入札承認案件3議案は、それぞれ全てに問題があります。
 防災無線のデジタル化工事は予定価格2億222万円の工事ですが、落札価格は181998001円でした。この入札には調査価格というものが設定されており、その価格が181998000円でした。この調査価格は非公開で、この価格以下で落札した場合は、町からの細かい調査が入ることになっています。この結果は、この業者がどこかから調査価格を不正に入手して入札に参加したことが推察されます。おそらく細かい工事設計もせず、とにかく落札したいから調査価格に1円足して入札に及んだ結果だと思われます。どこから漏れたのか徹底的に調査する必要があります。

 他の入札でも、大網小学校のプール建設工事が予定価格の96%もの高額で町内業者に落札されており、談合の疑いが強い入札です。
 もう一つの給食調理器具の入札では、反対に落札結果が49%という大変低い結果になっており、結果オーライといえばそれまでですが、入札参加資格のある業者が29業者もありながら3業者しか入札に参加していなく、たまたま1つの業者が低価格で応札したのでよかったのですが、町は実勢価格などの調査をしっかりし、予定価格を高めに設定しないようにつとめなければなりません。

12月18日

シンポジウム「医療連携から疾病管理へ:MAP&パスが変える世界」

 今日は、東京八重洲で開かれた、糖尿病の疾病管理に関する研究会に参加しました。
 糖尿病を疑われる方は全国で740万人(厚労相・H14調査)。高齢化の中で急増しています。糖尿病自体は、痛みなどの症状はないのですが、悪化すると様々な合併症で多くの方が苦しんでいます。そして、医療費の財源的な課題も見過ごすことができない状況になっています。
 例えば人工透析による医療費は、一人あたり500~600万円と言われ、0.2%の患者が4%の医療費を使っているというデータもあります。いかに重症化を防ぐかというのが喫緊の課題で、そのための取り組みとして糖尿病疾病管理システムの構築を進めている病院や地域からの研究、実践が報告されました。

 疾病管理のツールとして、「診療連携パス」と「疾病管理マップ」というものをITにより構築し、地域全体で糖尿病を管理していく試みが進められています。千葉県からも東金病院といすみ医療センターの取り組みが報告されるなど、多くの事例が5時間にわたり報告されました。
 東金病院からは、管理栄養士がパスとマップを利用して栄養指導に取り組んでいることが報告されました。同じく東金病院の放射線技師からは、糖尿病患者が心筋梗塞で多く亡くなっていることから、マップを用い、予防につなげる試みが紹介されました。
 いすみ医療センターの伴俊明医師からは、本年、いすみ市では、糖尿病重症化防止のために400万円の予算が付けられ、いすみ市全体で重症化防止の問題に取り組むことが始まったことが報告されました。

 日本は、今後20年で人口は1000万人減少しますが、65歳以上は500万人増えることが予測されています。糖尿病に代表される慢性疾患をどうするのかが、政府にとっても地方自治体にとっても最重要な課題と言えます。
 東金病院の取り組みが、現在東金で建設が進められている新医療センター計画では引き継がれないようです。ハコモノ建設だけが進み、この10年以上で進められてきた地域医療連携が置き去りになれば、大変な医療資源の損失です。最近になって、東金市長は、この計画がたいへん大きなリスクをともなっていることを認めつつ、東金市民が選択したからしょうがないなどと市民に責任転嫁をするかの発言を漏らしているようです。まだ遅くはありません。引き返すならできるだけ早く!

12月16日

一般質問しました。

 速報は後日アップします。議事録は町ホームページ及び図書館等で2~3カ月後になります。

 一般質問を含めた12月議会報告会は、12月23日(金・祝)午後1時過ぎから事務所で行います。
 19日(月)も他の議員の一般質問があります。

12月15日

放射能「腐葉土」を回収してくれました。/明日は11時頃から一般質問

 11月28日の記事にある友人宅の高い放射線を出している「腐葉土」は、先週販売店のケーヨーD2に電話したところ、12日にD2が回収、交換に来てくれたそうです。

 このところ新聞で、自治体が放射線測定器の貸し出しをはじめたとか(船橋や千葉など)県が被害額を東京電力に賠償するとか、給食の放射能検査機器を買うなどの放射能関連記事でにぎわっています。本町では学校等同じ場所の空間線量を測ることを続けていますが、ホットスポットがないか探したり、希望者に貸し出すこと、給食の検査、東電への損害賠償などが必要だと考えます。
 明日の一般質問でもこのことを質問します。

12月14日

オストメイト対応トイレはなぜ保健文化センターにしかないのか?

 癌などの病気や事故で人工膀胱や人工肛門を腹部などに設置した人のことをオストメイトと言います。本町では54名の方が身障者手帳の交付を受けているそうです。四肢の身体障害などと違い、見かけが健常者と変わらないので、役所の対応などが徹底されていなかったり、自分から全て説明しないといけなかったりして苦労が耐えないとのことです。
 本町の公的施設には、アリーナを含め8カ所の多目的トイレがオストメイト対応になっています。アリーナには専用の機器が設置されています。アリーナ以外の7カ所には平成20年に国の補助金交付を受け、既存の多目的トイレに外付けで増設されています。
 本町のアリーナなど大型公共施設や最近できた民間大型施設には平成18年12月施行のハートビル法(新バリアフリー法)によりオストメイト対応トイレが義務づけされています。しかし、その法律の趣旨からすると大型(2000㎡以上)の施設や、それ未満の施設でも公共の施設には可能な限り設置を推進すべきものであると言えます。

 役場敷地内にある3つの公共施設では、保健文化センターの3階にのみ対応トイレがあります。なぜ3階なのか、なぜ役場庁舎の1階にないのか総務課に尋ねたところ、保健文化センターの1階と2階は休日等は閉鎖されてしまい、3階はエレベーターもあり、休日でも使えるからとの説明でした。役場庁舎については、スペース等の課題があり設置を見送ったそうです。説明としては理解できなくもないのですが、健常者の視点が色濃くでていると感じます。役場の本庁舎にないこと、よりによって一番使いにくい3階に設置したこと、同じ敷地内だから1カ所あれば充分という考え方の反映ではないでしょうか。
写真は保健文化センターの入口に貼ってあるオストメイト対応トイレのマーク

12月13日

「市制施行名称検討委員会」委員の選ばれ方

 今日から12月定例議会がはじまりました。補正予算や入札の承認案件など8議案(22日審議採決)と教育委員の人事案件(本日即決)が1件の内容でした。
 本会議の前に全員協議会で、町長から要請されている「市制施行名称検討委員会」委員の議員推薦4名分についてどうするか協議しました。今までは議会4役等で決めていたようですが、黒須が議会運営委員長になったので、できるだけ民主的に議会運営をしたいと考え、全員協議会にはかりました。いろいろな意見が出たのですが、主に地域ごとに決めるか、地域にとらわれずに全議員の中から決めるかというところで議論が分かれました。現在の議員構成では、白里出身議員が多いので全員の中から決めると白里の議員が多く選ばれる可能性が高いのですが、地域ごとに代表を出していこうという意見を白里の新人議員が強く主張されて、皆さんその意見に同意し、町内の地域ごとにバランス良く委員を選ぶことで合意されました。最終的に地域ごとに互選、またはくじ引き等で決定しました。

12月12日

明日から12月定例議会がはじまります。

一般質問は、16日と19日の二日間、黒須は16日(金)午前11時頃から行います。
最終日、議案採決は22日になります。

12月11日

第九コンサートの練習会に参加しました。

 市制施行を記念して再来年四月にむけて第九をやろうということで結成された合唱団に参加しました。当初、日本人の「有名好き」な感じがして、日本語の合唱でも「喜び」の歌はあるだろうにまた第九かと思いましたが、逆に「有名」故に日本でも、世界でも共通的に歌えて、各地の第九合唱団に参加しているフリークがいると聞いて、ある意味納得しました。
 これから1年半近く月2回のペースで練習をする予定です。

12月7日

談合住民訴訟、控訴審開かれ即日結審。

 昨日、さんぶオンブズマンら町民による下水道浄化センター管理業務談合事件の住民訴訟が東京高裁で開かれ、即日結審した。
 争点は2つ。地裁では談合と損害は認められたが、談合の首謀者が倒産等で支払い能力がないので町は談合の共犯企業も含めて損害賠償請求をしなければならないかどうかが争点の一つ。もう一つは、損害額の大きさである。
 原告側は新たに多くの紙面を使い準備書面を用意して、争点を争う姿勢を見せたが、被告の町側はほとんど何も答えないという態度だった。普通に考えれば町は原告側の意見に同意したも同じである。そもそも原告が勝っても町が損害を受ける争いではない。町は自分たちの怠慢を認めたくないというメンツにこだわっているだけなのだ。
 そうはいっても住民訴訟はほとんど認められることがなく、行政側に有利な仕組みになっているので、結果は余り期待できないが……。判決は2月7日に決まった。

12月6日

一般質問通告しました。

議会運営委員会が開かれ、一般質問通告者10名のくじ引きを行い、黒須は16日(金)午前11時頃からの順番が決まりました。傍聴お願いします。    

→→→質問項目

http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/category_list.php?frmCd=6-4-2-0-0

12月5日

全国禁煙推進地方議員連絡会の忘年会に出席

今日は議会事務局で明日の議会運営委員会の打ち合わせをした。夕方からは、今年はじめての忘年会に出席。全国禁煙推進地方議員連絡会の忘年会が銀座の権八という居酒屋で開かれた。居酒屋にしては珍しく全館禁煙。ぜひ機会があればご利用を。    

→→→権八

来年4月の総会に合わせて禁煙条例制定を応援するスモークフリー東日本キャラバンを行うことなどの話題で盛り上がった。

12月3日

豪雨で役場近くの水路が氾濫

午前中の豪雨で近所の道が冠水した。以前と比べると最近多いような感じがする。長靴を履いて、役場方面に向かうと、水路が氾濫して完全に道路と一体化している。急いで役場に行くと、土曜日にも関わらず建設課の管理職の方が既に職員の召集をかけているところでした。ご苦労様です。
その水路の他、トップマートの駐車場裏の冠水状態も確認してもらった。ここは、ひどいときでは50センチ近く水位が上がり、近所の方は車を避難しなければならないそうだ。今日の雨でも最初に行ったときの長靴では近寄れず、釣り用の40センチ丈の長靴に履き替えた程だった。建設課職員の皆さんに今後の対策をお願いした。

12月2日

臨時議会開催 黒須は議会運営委員長に選任/新市名は、町長の御用諮問委員会へ

はじめに議長選挙、副議長選挙が行われた。
議長選は、加藤岡議員16票、上家議員3票、一色議員1票
副議長選は、山田議員14票、佐久間議員3票、一色議員1票の結果だった。

続いて常任委員会や議会運営委員の選任があり、黒須の所属は総務常任委員会に決まり、議会運営委員会委員長に互選された。

続いて議案審議が行われ、職員給与削減条例と町長の諮問機関である市制施行・名称検討委員会条例が提案された。職員の給与削減は人事院勧告に基づくもので、大卒60歳定年のモデルで生涯賃金で50万円弱の削減になるものだ。これに年金削減が加わる。黒須は大網病院の看護職も含むこの削減案はおかしいと反対したが、賛成多数で可決された。
名称検討委員会は町長の諮問委員会で、「大網白里市」を答申するための御用諮問委員会になる可能性が強い。18名程度の委員のうち公募の委員が一人もいない。町長が好き勝手に決められる諮問委員会に公費(委員報酬6600円~6100円、総額50万円程度)を使うのはおかしいのではないか。諮問してもらう内容もはっきりしない。黒須は臨時議会で内容もよく検討しないで町長の追認機関をつくるのは拙速であるとし、委員会審査を要求したが否決され、本日即採決に持ち込まれ、賛成多数で条例は可決された。市制施行は住民自治の発展に寄与するように進めるべきで、たかが名前と考えてはだめだ。みんなで決めて市制施行をしていくという姿勢が最初からつまずく結果になった。

12月1日

新しい議会議員任期が始まりました。

今日から新しい議会議員の任期が始まりました。黒須は、宮間文夫議員と会派「市民の会」を届け出ました。大網白里町議会は会派制をとっているので議会運営委員会や決算特別委員会などの委員として出席するためには会派を結成した方が何かと有利なことがあります。ただし、議会質問や政務調査費などで全議員に不利益はないので、無会派が多くなる傾向がありました。しかし、2人から会派を結成できることや新人議員が多数当選したことにより、今回は14人で6会派と小会派が多数結成されました。

11月29日

岩茶の会

ながた野在住のYさん(中国エネルギー問題の研究家)を講師に岩茶(ウーロン茶)の会を事務所でひらきました。テレビでもときどき見たことがあると思いますが、小さめの急須の上から熱湯をかけながら煎れていきます。一煎から六煎まで、それぞれ違った香りと味を楽しみます。

11月28日

栃木県鹿沼市の腐葉土から高い放射線

 富里市の友人に頼まれて放射線を計りにいってきました。自宅の中は0.08~0.10マイクロシーベルト/時、庭は0.08~0.14、中央公園で一番高いところで0.15、六区公園の雨どい下で0.19、山武郡と比べるとやや高い程度でした。

 庭で一番高かったのはガレージのコンクリートの上で、屋根から雨が落ちるところでコケが生えていました。測定終了間際、庭に積んであった腐葉土の近くで急激に測定値が上昇し、腐葉土の上(未開封)で測ると0.3オーバー。腐葉土を移動して測っても同様の値、袋をひっくり返して測るとなんと0.46マイクロシーベルト/時。これだけの放射線が出ているのだから土壌検査をすれば基準値を遥かに超える数千~数万ベクレルあるのではないかと思い、インターネットで検索してみたら、栃木県産の腐葉土から相当放射能が出ているようで、しかも全国のホームセンターで売られているそうだ。
 友人の庭の腐葉土はケーヨーD2で夏頃買ったもので、株式会社 刀川平和農園(たちかわへいわのうえん)製造の腐葉土14リットル入り。※12月15日記事に後日談あり

11月27日

大網中学校1981年度卒業生同窓会

 卒業して30周年だそうだ。意外にみんな若く見える。私は、午前中にソフトボール大会に出場して脳の命令どおりに体が動かないことを思い知らされていた。
 先生方も6人出席されていた。今時の年輩者の年齢は「八掛け説」というものがあるそうだ。70歳だと八掛けで56歳。今日出席された先生方はだいたい60前後だったので八掛けで48歳。ほとんど同世代になってしまう。負けてはいられない。

11月25日

市制施行に関する住民説明会

 一昨日の中央公民館に続いて、昨日は保健文化センターで市制施行に関する住民説明会があった。参加者は40人程、うち役場の職員等が半数近くを占めている。おそらく動員がかかっていたのだろう。多くの住民参加で説明会が行われたという方便にするためか。昨日は初日で休みの日だったこともあり、100人近くの参加だったそうだ。町長が素人で質問に答えられないから多くの課長が答弁席に控えており、サービス残業の課長もいい迷惑だったろう。
 さて、一通りの説明のあと、1時間ほど会場との質疑応答があった。動員が多かったせいか、質問に手をあげたのは5人程度。時間の余裕もあったので一人が複数回の質問をすることができた。質問や意見の多くは新市名についてのものだった。新市名をどのように決めるのか。という質問には「名称検討委員会」を立ち上げて答申を受けるとしたが、答申をどうするのか、先のアンケートとの関係をどうするのか等について明快な回答はなかった。意見の全てが新市名は住民投票や中学生以上のアンケートなど幅広く住民の意見を聞いた上で決定するように注文をつけるものだった。しかし、町側は既に行ったアンケートで充分民意がわかったとしている。また「名称検討委員会」の構成は議員、有識者、地区代表、町長が決めた者で20名程度を予定しているそうだ。公募の町民参加は一切ないとのこと。この検討委員会等は12月1日の議会全員協議会でも説明があるだろうと思うのであらためて報告する。
 その他市制施行のメリットデメリットなどが質問された。福祉事務所ができることをメリットの大きなものと説明しているが、福祉事務所は町でも設置することはできるのでメリットでも何でもない。もしメリットが大きいとしたら今まで設置してこなかった町の失態だ。町からの説明では単にPR効果がある程度、他の自治体も市制施行しているからという理由でしかないようだ。デメリットについては町負担の経費が2億4400万円増え、そのうち半分は交付税措置されるので1億2千万円程度負担が増えるとのこと。また市制施行に関する経費が1億3千万円かかること。新規職員としてケースワーカーなど3人程度は増やさなければならないこと(全体では増やさないようにしたいそうだ)などを企画課長が答えた。
 市制施行のメリットデメリットをきちんと住民に明らかにして、その上でアンケートを採るべきだ。また、新しい市名については、市制施行することが前提になった上でのアンケートとするべきで、最終的には中学生以上による住民投票でも良いと思う。本町のように昭和の合併をそのまま引きずっている名称は長ったらしいだけで、新市になるPR効果も薄い。みんなで考えて名称を決めないとまた数十年遺恨が続く。
 住民説明会は、26日午後2時から農村環境改善センター、27日午後2時からは中部コミュニティセンターでも開かれる。ぜひ出席して町長に疑問をぶつけてみよう。

11月23日

天然ガス見学会に参加しました

 関東天然瓦斯開発㈱と大多喜ガス株式会社共催の千葉県天然ガス見学会に家族と参加した。1時間程度、会議室でビデオと説明を聞いた後、ガス井戸などの施設や川底からガスが湧出している場所を見学した。最後にコージェネレーション機器や最新のガスコンロの実演を見て終了した。
 千葉県は日本最大の水溶性天然ガス田の南関東ガス田がひろがっている。地下700m~1400mから汲み上げられた「かん水」の中からガスとヨードを取り出す。ヨードの生産は日本はチリに次いで世界二位の生産量で、ほとんどが千葉県産だ。
 ガス井戸では、実際に汲み上げられた「かん水」を飲んでみた。海水より少し塩味が薄く飲みやすい。このかん水はヨード温泉として白子温泉などで使われている。
 本町ガス課も見学会を開催してみればいいのではないかと思う。

11月21日

カプレーゼ(イタリアのサラダ)

いよいよ寒くなってきて、我が家の家庭菜園も今シーズン最後に近づいた。バジルとトマトの収穫をして、カプレーゼをつくった。
①モッツァレラチーズ、ミニトマト、バジルを適当に切り混ぜる。②塩とオリーブオイルで味付け

11月17日

古民家食堂 漁師の家でいわしづくし

昨日、白里海岸近くの古民家食堂に行った。よく自転車で通るアミリィ近くのバス停の広告が気になっていた。
場所は北今泉、店名は「古民家食堂もちづき(漁師の家)」長い!いわしづくし1575円を注文、写真は食べている途中なので少し少なくなっている。いわしの天ぷらをこれでもかという位におかわりまで持ってきてくれた。めざしやみりん干しを七輪で焼くのは観光客にはおもしろいだろう。いわし料理屋が九十九里にはたくさんあるが、大網白里には少ないと先輩議員が嘆いていたのを思い出した。今のメニューは行楽客向けのものだと思うが、いわし大好きの僕としては、地元客用にランチメニューが欲しい。お客さんを連れていくのには良い食堂だと思う。

11月16日

今日から冬が来た

わずか半月ほど前に今日から秋冷が来たと書きましたが、あっという間に冬が来ました。

同僚議員のご家族の告別式に参列するため、喪服で子どもを幼稚園に送り届けたところ、北風の寒さに負けて、コートを取りに家に戻りました。来年の夏が待ち遠しいです。皆さまも季節の変わり目に体調を崩さぬようご自愛下さい。
ちなみに趣味は雪山登山ですが、冬山が好きなわけではありません。雪が好きなのです。

11月13日

松代大本営跡で慰霊のつどいに参加

13日に長野県松代町にある松代大本営跡で行われた「11.11のつどい」に参加した。
アジア太平洋戦争末期、本土決戦をも考えていた日本政府は、政府中枢の維持と天皇皇后の疎開を目的に長野市松代町一帯に巨大な地下壕を秘密裏につくった。千葉県などの防空壕とは違い、硬い岩盤をくり抜いての突貫工事だったので、多くの人員が動員され(主に朝鮮人労務者だった)多くの犠牲者が出たとされている。当時は極秘の工事だったため、真相は未だにはっきりしていないが、民間の歴史家などの研究で徐々に明らかになりつつある。
この工事の犠牲者を追悼するとともに、平和を祈念する「11.11のつどい」を長野や東京の市民団体が毎年この時期に開いている。1944年の11月11日に最初の発破(ダイナマイト)が仕掛けられたそうだ。「つどい」は今年でちょうど20回目になる。

写真左は松代大本営象山地下壕入口で(500メートルのみ公開されている)
写真右は地下壕の最奥で行われた「つどい」で参加者が黙祷をしている。

11月11日

浜岡原発差止訴訟弁護団長 河合弘之氏の講演会

先週の日曜日、ちょうど町議選開票の少し前に河合弘之弁護士の講演が大里総合管理ホールで開かれた。会場は100人以上の熱気で包まれた。まず冒頭、地震大国の日本では原発を動かしてはいけないことを強調、理論以前に福島の現実が突きつけていると話された。続いて電力不足などの原発再稼働派の論理を看破し、最後に原発再稼働阻止への方策をいくつか話された。

差し止め訴訟と共に、様々な市民の行動、デモ、座り込み、地元国会議員への働きかけで「ただちに原発を止めよう」と呼びかけられた。5年後とか10年後に止めようでは電力業界の思うつぼで、「ただちに」が大切だと強調された。質疑応答の中で経済産業省の資源エネルギー部門で働いているという女性が寝ぼけた質問をしていたが、この人は2時間近く居眠りでもしていたのかと思うような内容の質問で、これでは経産省には期待できないとあらためて感じた。

11月9日

町議選の分析⑤ 地域別投票・得票について

今回の選挙でも白里地域在住の議員が8名と多数当選した。
一般には、白里地域は投票率が高く、大網地域は低いのでこのような結果になると言われているが、少し検証してみる。

■地域別有権者数と投票数(多少おおざっぱだが、投票区ごとにふりわけた)
     有権者数・割合  投票者数・割合
大網地域 21,143人・51.1% 8,617人・45.9%(第1~5、8、14、19投票区)
中間地域 13,005人・31.4% 5,791人・30.9%(第6、7、9、15~18投票区)
白里地域  7,235人・17.5% 4,351人・23.2%(第10、11、12、13投票区)
全体   41,383人     18,759人(期日前・不在者投票4777人を除く)

■地域別得票数と平均得票
      当選者     候補者全員   当選者数 当選者の平均得票
大網地域 6,904(29.7%) 8,107(34.8%)  6人   1,151票
中間地域 6,163(26.5%) 6,335(27.2%)  6人   1,027票
白里地域 7,750(33.3%) 8,827(37.9%)  8人    969票
全体   20,817 23,269 20人   1,041票

■議員一人あたりの地域人口
大網地域 3,524人に1人
中間地域 2,168人に1人
白里地域  904人に1人
全体   2,069人に1人

このように見ると、単純に地域の投票率だけでは説明できない。
白里地域の当選者平均得票は、大網地域よりも200票少ない。白里地域は地縁血縁の票も多く、誰が誰に投票するかある程度予想ができるので、効率よく当選しているのではないか。
また地域の有権者数、投票数から地元以外の地域からも相当数得票していることがわかる(地域の全投票数の倍以上得票している)。これは町全体に親戚や地縁があることが考えられる。例えば黒須は親戚・血縁は両親と女房の3人だけしかいない。おそらく5団地から当選した2人も似たようなものだろう。
議員一人あたりの人口は最大で4倍近くになっていることは、バランスが良いとはとても言えず、地域の要望が偏る可能性がある。

11月9日

町議選の分析④ 投票率について(その2)

投票率について別の角度から検証してみる。下記は2000年以降の各選挙ごとの投票率の変遷である。

町議選挙 66→70→56→57(全て%小数点以下四捨五入)
町長選挙 63→35→50→52(2002年の35%は事実上の信任投票だったの低い)
県議選挙 48→49→45
知事選挙 40→48→50
参院選挙 53→53→57→57
衆院選挙 58→69→65→66

このように見ると、この11年間で投票率が下がっているのは町議選、町長選、県議選。一方知事選、参院選、衆院選の投票率は上昇傾向にあることがわかる。
次に典型的な二つの投票区を見てみよう。季美の森投票区と老人福祉センター投票区だ。下記はこの7年間の投票率の推移だ。(知は知事選、長は町長選、県は県議選、町は町議選)

     知 衆 長 県 参 町 知 衆 参 長 県 町
季美の森 44→62→40→34→49→34→44→57→48→36→32→47
老人福祉 46→59→55→54→49→67→44→57→48→57→53→67

本町で投票率が高い白里地域の中でも最も高い投票区である老人福祉センター投票区と多くの住民が新しい住民である季美の森投票区を比べてみた。なんと知事選及び国政選挙は互角の投票率だ。季美の森投票区は国政選挙では最も投票率の高い投票区と言える。
一方、町議選、町長選挙、県議選では、季美の森は老人福祉センターにほとんどの選挙で20ポイント以上離されている。

11月9日

町議選の分析③ 供託金と公費負担について

公職選挙法で供託金について定めがある。しかし、町村議会選挙には供託金制度は適用されない。市議会議員選挙に立候補するには30万円の供託金が必要になる。供託金は供託金没収点以下の得票の場合没収される。市議選では有効投票総数を定数で割った数の10分の1となっている。
今回の選挙が市議選だった場合、有効投票総数が23536票。これを定数20で割ると1176.8票になり、この10分の1は117.68票で、これが没収点なので、117票以下だと供託金が没収される。
今回の選挙が市議選だったら最下位の方は供託金が没収される。前回、前々回では没収点未満の人はいなかった。

一方、公費負担制度は条例で定められる。供託金のない町村議会選挙では、公費負担はほとんどないことが多い。本町では公選はがき800枚分の郵送代(4万円分)または官製はがき800枚分が公費負担となっている。一方、多くの市議選ではポスター代や宣伝カーのガソリン代など数十万円が公費負担される。ただし、供託金没収者には公費負担は適用されない。おもしろ半分で立候補する人を防止する効果がある。
ところが今回、選挙運動をほとんどやらない人が多数立候補している。町村議会選挙は上記のとおり供託金はないが、公費負担もほとんどないのでおもしろ半分で出る人は少なかったが、ポスター印刷代などが安くなったことや、カラープリンターやカラーコピーなどの性能が良くなったことなどにより、あまりお金を掛けずに立候補することが可能になったことが主な要因と考えられる。おまけに今回の選挙ではポスターさえ貼らなかった候補すら出てきた。これらの候補はほとんどお金を掛けずに立候補して、選挙公報には自分の主張(他人の誹謗中傷以外)を何でも載せることができる。

今回のようなことは、市議選になればなくなる(金持ちの売名行為などは残るが)はずだが、ポスター印刷代など選挙費用の低コスト化などを考えると公費負担は廃止しても良いのではないか。オンブズマンの追及で、全国的にガソリン代のごまかしが暴露され、返還する候補者が続出した。特にポスター代はごまかしがひどく、八街市などでは候補者に印刷業者からキックバックされる仕組みが暴露され、問題になった。
公費負担がなくなれば供託金もいらないと考えていたが、今回の選挙のようなこともあるので、供託金は額を低くした上で、町村議会選挙も含めて存続させるのが望ましいのではないか。

11月8日

猫の手も借りたい。借りちゃった?

イオン・アミリィ横/大網駅前

11月8日

町議選の分析② 議員の年齢について

大幅に若返ったと感じている人が多いようですが、前回からは2.55歳若返ったのみです。最近4回の選挙を見る限りあまり変わっていません。選挙の直前は4歳年を重ねるので、大幅に若返ったように錯覚しているのだと思います。

1999年 58.45歳
2003年 59.18歳
2007年 60.55歳
2011年 58.00歳

11月8日

町議選の分析① 投票率について

投票率について、全体としては1%アップしたが、期日前投票が前回の9%から11%へ増えている。当日投票は1%減ったことになる。期日前投票が始まって初めて11月3日の休日が重なったことで、期日前投票も大幅にのびたことも考えられ、長期的な投票率下落傾向に歯止めがかかったとは即断できない。
各投票区別投票率を見てもあがっているのは、大幅増の季美の森投票区と微増の弥幾野投票区の2つのみ。19投票区あたり17投票区で下がっている。
投票数は人口が増えている瑞穂区とみりが丘区、増穂北区で増えている(あさひ保育園区は同じ)が、13選挙区では投票率も投票数も共に下がっている。
今回は、季美の森投票区で3人が立候補するという過去に例のない激戦が展開され、投票率が大幅にアップしたことも僅かに投票率を上げた要因の一つとなった。

1999年 66.08%
2003年 70.25%
2007年 55.78%
2011年 56.87%

→→→投票結果

11月6日

3期目の議会でしっかりと働いてまいります。

1 黒須としたか  1,647 当選④
2 北田ひろひこ  1,449 当選①
3 田辺まさひろ  1,418 当選①
4 宮間文夫    1,386 当選②
5 岡田けんじ   1,274 当選⑦
6 花沢ふさよし  1,235 当選②
7 まえのその孝光 1,180 当選①公明党
8 山田しげこ   1,101 当選③公明党
9 小金井勉    1,081 当選①
10 秋葉よしみ   1,058 当選①公明党
11 倉持やすゆき  1,036 当選④
12 加藤岡美佐子   992 当選③
13 一色忠彦     886 当選①
14 堀本たかお    870 当選①
15 石渡としお    817 当選①
16 花沢まさひろ   727 当選③
17 大野英雄     692 当選①
18 佐久間ひさよし  663 当選②共産党
19 かみいえ初枝   658 当選③共産党
20 田中よしお    645 当選④
21 松尾しろう    581 次点
22 髙山よしのり   538
23 おおやひろし   521
24 大村あきひと   500
25 ひび貴司     172
26 伊藤たけし    122
27 さとう秀男     18
※○の中の数字は当選回数

11月3日~4日(選挙後アップ)

選挙期間中の様子です。

11月3日・なでしこジャパン宮間あや選手と/11月4日・早朝みやこ野の交差点で

10月31日

瞬く間に10月が過ぎていった。

今日は、今月最後の日、選挙告示前最終日ということで、各陣営最後の追い込みに余念がないと思います。

さて、明日の立候補以降はしばらく公職選挙法規程によりホームページの更新ができません。皆さん、町の将来、子どもたちの未来を決める大切な選挙です。どうか棄権をしないで、投票に行って下さい。11月6日が投票日です。2日から期日前投票もできます。6日以降に笑顔でお会いできるよう頑張ります。宣伝カーに乗りますので、見かけたら手をふって下さい。

10月28日

永田駅に東口設置を!

昨日は、永田駅頭で活動レポートの配布を行いました。だいぶ肌寒く、今日から秋冷が始まったと感じました。

永田駅に関して、これまで東口設置と屋根設置について一般質問等を行ってきました。本格的なものでなくても、傘を畳んで電車を待っていられる屋根を町がつくれば良いのです。町はJRに要望していると言っていますが、JRは民間企業なの営利目的にかなうことしかしないのです。また東側に「suica」専用で良いので入口をつくれば大変便利になると考えます。

10月26日

大網駅前は大混雑

今日は大網駅頭で新しい活動レポートの配布を行いました。6時過ぎに行ったところ既にのぼり旗や演説をする町議会議員(予定)候補者でいっぱいで大混雑?私を入れると7陣営10数人が入り乱れての大混雑でした。

大混雑と言えば、駅前渋滞やロータリーのことを思い浮かべますが、今日通勤のサラリーマンに強く訴えられました。「ホームを見て下さい。ホームが大混雑で危険です。」大網駅をつくるときの想定乗降客数をオーバーしている可能性もあり、その対策も町の責務だと感じました。

10月24日

懐かしい人にお会いした。

今日は世田谷区長の保坂展人さんの政治資金パーティに出席しました(写真右)。保坂さんは国会議員時代、国会の質問王と呼ばれた方です。今は世田谷区88万人の首長として奮闘されています。

写真左はラッパーのランキンタクシーさん。私が学生時代、脱サラしてプロデビューして間もないランキンさんのコンサートを企画したことがあり、20年位ぶりの懐かしい出会いでした。

10月23日

産業文化祭産業の部、今年はアリーナで開催

昨日の大雨で順延になった産業文化祭産業の部が開催され、オープニングセレモニーに出席した。昨年まではみどりが丘の町有地で行われていたが、今年はアリーナでの開催。アリーナの手前の広場を中心に多くのテントが並び、盛大に行われた。土の上なので、前日の雨でぬかるんでいたが、多くの方々が買い物に訪れていて本当によかった。。

10月22日

裏千家のお茶席に参加しました。

朝は大雨で産業文化祭産業の部は明日に順延となったのですが、文化の部は予定どおり行われました。昨年に引き続き、裏千家のお茶席に参加しました。日本文化の格式美は大変すばらしく感じました。和菓子をいただいた後、抹茶を飲むのですが、2杯もいただいてしまいました。

いつも感じるのですが同好会やサークルが大変盛んに行われていると思いました。押し花で絵をつくる展示では、着色していない花そのものの色がすごくきれいでした。額縁の後ろに乾燥剤を入れて、空気が入らないようにすると数年間色も変わらないそうです。写真はいただいた押し花をパウチした「しおり」

10月21日

出前放射線測定

出前放射線測定をすると「活動レポート」に書いたらさっそくみずほ台の方から依頼がきたので測定しにいってきました。

0.08~0.12マイクロシーベルト/hの値で特に高いところはありませんでした。お子さんが幼稚園生とのことで、高圧洗浄機などで除線をするべきかどうか心配していたようでしたが、とりあえず安心できたようです。

10月18日その2

もう宣伝カー?選挙ははじまったの?

知人から他の候補者は選挙運動をどんどんはじめているからあなたも早くやりなさいとよく言われます。これにはっきりと答えるのはなかなか難しいのですが、公職選挙法では選挙の事前運動は禁止されています。公職選挙法ではっきりと認められていて、立候補予定者ができることは後援会活動や政治活動、選挙の準備活動だけです。だから現職議員は議会報告などの議会活動などができるので新人より多少有利な活動ができます。では、政治活動や議会活動なら何でもいいのかというとそんなことはありません。政治活動と選挙活動には明確な線引きはできないので、公職選挙法的には大変グレーな部分と言えるでしょう。例えば私やO議員などは日常的に議会報告を出しています(黒須は8年で46号、平均して年6回程度)。一方選挙の前だけ議会報告を出す方がいるとすればこれは選挙用というしかありません。もちろん内容的にも選挙スローガンや選挙公約ばかり載せているものは議会報告とは到底呼べません。まして新人が選挙直前にプロフィールや顔写真をことさら大きく載せているチラシは公職選挙法的には真っ黒ですが、新人のできることは少ないので多くの方がやっています。

表題の宣伝カーですが、名前を連呼していたりするようですが、よく聞くと政党の宣伝カーだったり、○○議員の町政報告会の案内だったりします。これについても議会報告と同じで、普段から宣伝カーを使って様々な政治運動をしている団体は問題なしですが、選挙前だけ宣伝カーを走らせて、議会報告会などの案内をしている団体や政党は問題ありでしょう。

一方選挙期間中にやってもいいことを公職選挙法違反と勘違いしてクレームがあることがあります。例えば電話での投票依頼はOKです。選挙スタッフをアルバイトで雇うことは一部OKです。単純な労務をする者は合法ですが、投票依頼活動にアルバイトを雇うと違法となります。よく言われるのですが、選挙運動最終時間は、選挙運動期間最終日の夜中、日付が変わる直前まで合法です。夜8時までに終わらす必要があるのは拡声器を使った活動です。現町長が昨年の町長選投票日朝に大網駅前で挨拶をしていたのは「真っ黒」です。本人は公職選挙法違反であることを知らなかったようですが。

10月18日

町議会選挙、立候補予定者27人

昨日選挙管理委員会で開催された町議選立候補予定者の書類事前審査を27名ぐらい(定数20)が受けたようです。

近年まれな大激戦の様相です。聞こえてくる情報では現職13名、元職1名、新人13名か?一般には新人が乱立してくると現職有利になるのですが、新人元職の多くが黒須の支持層と重なる有権者層へのアプローチを展開しているので、現職のうち黒須だけは大変厳しい選挙になる可能性があります。

10月17日

長生高校の同窓会で小高教育長が講演

昨日、大網白里在住または出身の長生高校同窓会に出席しました。OBの一人で、現教育長の小高實先生(元大網中学校長)からライフプランと題する講演がありました。

小高先生によると、これからの高齢社会においては健康寿命という概念が大切になってくるとのこと。日本の平均寿命は女性は世界1位・約86歳、男性は世界5位・約79歳くらいだが、健康寿命は男女共に世界トップ(同72歳・78歳)であり、それぞれ寿命から健康寿命を引くと7年~8年の健康を害した期間があることになる。この期間を以下に短くするか、健康寿命を以下に長くするかが幸せに生きるための指標となるとのことでした。そのためには食事、運動、休養、生活習慣病予防の4つに気をつけるようにとのことでしたが、前者3つ食事・運動・休養こそ4つ目の生活習慣病予防そのものであり、一言で言えば生活習慣病予防が高齢社会を健康に生きるキーワードだと感じました。

10月14日

千葉県市民オンブズマンが東金市の県議らの政務調査費の返還請求

本日初公判、千葉県オンブズが、千葉県議会議員19人の政務調査費の使い道が違法であるとし、政務調査費を支出した千葉県が19人の議員に対して返還請求するように求めた住民訴訟が始まった。違法な使い方をした議員に直接返還を求める訴訟をおこせればわかりやすいのだが、平成14年の地方自治法改悪で住民自らが議員や首長に直接請求することができなくなり、知事がするように求める形をとらざるを得なくなっている。千葉県議会議員の政務調査費は議員1人あたり月額35万円、会派に議員1人あたり5万円、事実上1人月額40万円(年間480万円)支給されている。政務調査費は、無税なので、報酬に換算するとこれだけで700万800万円に相当するのではないか。もちろん使わなければ返さなくてはならない。

今回提訴した議員の使途には次のようなものがあった。視察旅行と称して観光旅行をしている。その視察旅行に飛行機のビジネスクラスで行っている。自家用車のレンタカーリースを全額政務調査費に計上している。などなどだ。細かい内容を言えばもっと多くの議員が政務調査費の不正使用をしている疑いがあるが、今回は特に不自然で悪質な部分に限って提訴した。今日の初公判は、原告側の訴状のみ、次回は12月16日千葉地裁603号法廷。

10月12日

地域の実情にあった必要な医療は何か アップしました。

大網白里町は医療過疎地ですか?

地域医療のことは皆さん関心が強い。千葉県の調査でも常に上位にランクされている。
問題はそれぞれの地域でどんな医療が必要かだ。山武郡は医療過疎だと言われるが、少なくとも大網白里町が医療過疎地だという研究報告を聞いたことはない。東金や大網白里には優秀なクリニックが多い。東京と比べて言うと日本中過疎になってしまう。それでも医療過疎だとマスコミ等が言う理由は、①10万人あたりの医師数の数が県下でもっとも少ないこと、②3次救急病院がないこと、この二つがよく言われる。これに併せて③救急搬送の管外搬送率が高いことと、④搬送先までの時間が長くかかることがあげられる。
さて、これらについて少し考えてみよう。

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10月10日

議員定数・議員報酬を考える アップしました。

議員定数はどのくらいが適当か?

議会選挙が近づいてくるたびに議員定数の削減論が盛り上がる。果たして本当に議員定数は少なければ少ないほど良いのか検証してみよう。
大網白里町の議員定数もここ10数年で26人から22人へ、そして今の20人へと削減されてきた。人口は倍以上に増え、定数は2割以上減り、人口1000人あたり1人だった議員が今では2500人あたり1人となっている。
福島県矢祭町という「合併しない宣言」で有名な町がある。全国から古本の寄付を募って「もったいない図書館」をつくったり、道路などの土木公共事業費を住民らで行い大幅に削減したりと頑張っている自治体ではある。
しかし、小さな町だから我慢するとか、住民サービスがおろそかになっては元も子もない。全国から多くの古本はあつまったが、図書館の機能は小説や物語だけおいてあればよいわけではない。千葉県の浦安や横芝光などの先進的な図書館がぜひ大網白里にも欲しいと思う。
さて、矢祭町の議会改革を例に議員定数減や議員報酬を論じる方やマスコミも多いので私も考えてみたい。2002年に議員定数削減で10人になったというが、それまで18人もいたのだから最近までは本町とかわらないくらいの議員数がいたわけだ。矢祭町の人口は6260人、大網白里町が5万人超だから8分の1以下だ。矢祭町からの人口比で考えると本町は80人の議員が必要ということだ。本町からの人口比で考えると矢祭町議会は3人でも多過ぎる計算になる。

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10月3日

昨日はCROSSカフェ「議会報告と町政茶話会」

前半は7月臨時議会と9月議会の報告を行いました。後半は、町議会選挙の話題が多く、投票まで約1カ月となって参加した皆さんも関心が強いようでした。
子育て支援のこと、地域医療のこと、新町長の働きぶりなど様々な話題で盛り上がりました。

10月2日

ベロタクシー(VELOTAXI)

ベロタクシーに乗りました。東京タワーから浜松町まで1人650円(1kmと少し)でした。環境保護の観点からドイツで始まったものですが、観光地を中心に日本でも見かけるようになりました。

10月1日

新市名が既に決定?あらびっくり

今日の町広報で、市制施行に関するアンケート結果が報告されていた(町HPでは既報済み)。
http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2455

アンケートは世帯毎で、回答率20%だった。
市制施行に賛成が83%、新市名については大網白里市が良いが58%、他の市名が良いが42%という結果だった。
この調査、参考にするとだけ書いてあるが、昨日まで行われていた議会で町長が報告した内容は全く違う。これがほぼ決定であるとしか受け取れないような報告だった。このアンケートで充分住民の意向がわかり、この結果をもとに新市名を決定すると言っている。
町長は住民の声をよく聞いて判断すると言っているが、たった1707人の賛成で新市名を決めてしまうのは問題だ。しかもアンケートでは現町名をそのまま市名にスライドさせるのを誘導しているし、市制に反対している人には新市名についての回答もさせない欠陥アンケートだ。これで今後数十年続く(かもしれない)市名を決めてしまうのはいかがなものか。

新市名は、選択肢を広く議論した上で、15歳以上の全住民を対象にした投票等で決めるべき。現在の日本一長い町名のように後々遺恨を残すより、住民が決定する方が良い。

9月30日

9月定例議会閉会 町議会選挙へ

今年から決算委員会を会期内に行っていたので大幅に会期が長くなっていた9月定例議会が閉会した。町から提出された8議案、議員などからの5発議案、陳情審査8件及び22年度決算認定が採決され、2議案と決算認定に反対した。子どもへの予防接種費用などが盛り込まれた補正予算に反対した。また入札承認案件で町内業者に制限された入札を行い、その結果95%で落札された町道工事の入札承認に反対した。22年度の一般会計決算については住民サービスに対して効果的な使い方がなされたとは言えず認定に反対した。その他の議案等は全て賛成した。結果は全ての議案等が可決、承認、または採択された。
◆10月2日、午後2時から黒須事務所で議会報告と町政茶話会を行いますので、お時間がある方はご参加下さい。

いよいよ大網白里にも政治の季節がやってきた。4年に1度の町議会議員選挙が11月1日に告示され、6日に投開票となる。選挙まで残り1カ月近くと迫ってきて、新人を中心に各陣営動きが活発になっている。
町議選は、ここ数回やる度大幅に投票率が下がっている。この傾向は若者を中心に全町的な傾向ではないかと推察される。今回の選挙は新人が多いが、引退する議員の後継候補だけが当選するのではなく、新たに票が掘り起こされて投票率があがり、政策で議員が選ばれることを期待する。

9月27日

地方選挙は海外不在者投票ができない

知人夫妻がパリにしばらく滞在するので11月6日に投票できないとのことでした。不在者投票ができないのかと思い総務省のHPを調べてみました。

期日前投票制度ができてから不在者投票をする人の数は激減していますが、今も長期出張で期間中いない人や入院中などの人が投票できるようにこの制度は残っています。指定された病院や全国の選挙管理委員会で投票できます。郵送でも投票できます。ただし、投票した選挙管理委員会から大網白里町の選管に郵送で届けられるので早めに投票しないと無効になるおそれがあります。郵送での投票も同様です。それぞれ事前の手続きで投票用紙等を請求することが必要です。病院等は病院長に、他は大網白里町の選挙管理委員会に請求手続きをします。

さて、海外からの投票ですが、一部でできます。指定された外洋船の船員はファクシミリで投票できます。また、PKO等の自衛隊は部隊の中で投票を管理してやります。一般の人で投票できるのは国政選挙だけで、大使館でできます。

9月26日

決算特別委員会から その2

健康介護課の事業に関する質疑の中で、子供への眼科検診の充実について議論した。

最近の自治体行政では、子どもの歯科検診を充実している傾向がある。一方で子どもの眼科検診に力を入れている自治体は少ない。そもそも日本という国自体があまり近視治療に力を入れていないことを地方自治体行政も反映しているに過ぎない。国がやることだけやるというのではあまりに情けない。アメリカなどでは眼科医には2種類いるそうだ。一つは病気治療の眼科医、もう一方は視力回復、近視治療の眼科医だ。日本でも2種類いるようだ。前者は同じだが、もう一方はメガネやコンタクト業界のための眼科医だ。

さて、子どもの視力だが乳幼児のころは定まっていない。5歳頃から大人の視力に近づいてくる。一方、町の眼科検診は3歳児健康診断の中で行われる。重度の視力障害や色覚異常など発見するには重要だが、年齢の低さもあり、ちゃんとした視力検査が難しい。おまけにまだ視力が定まっていないので、軽度の視力低下を見逃しやすい。この時期からテレビやゲームにはまる子どもが増えてくる。そして小学校の入学前の健康診断で視力検査をすると既に中度以上の近視で、即メガネということが最近増えている。
ぜひ4歳児、5歳児における眼科検診に町も力を入れてもらいたい。また、保護者の皆さんにお伝えしたいのは、近視が発見されたあとも、いわゆる仮性近視の治療に力を入れて欲しい。例えば「通電治療」という眼精疲労などに効果のある療法があるが、これが子どもの視力回復に効果があるとして治療に取り入れている眼科が都内などでは増えている。大人になってからのメガネは(老眼も含めて)ある程度は仕方がないかもしれないが、小学生がメガネをするのは日常生活でも授業でも大変だ。大人が気をつけてあげなければと思う。

9月23日

決算特別委員会から

昨日、決算特別委員会が終了した。3日間、朝9時半から夕方5時近くまでほとんどトイレ休憩だけで決算会議が行われた。決算委員会や予算委員会では、決算(予算)に関する内容の質疑や資料などを町に要求できる。昨年までの決算委員会報告は議場を通じて直接予算に反映されてはいないが、委員会での質疑内容は当然町長や各課に伝わっているはずなので、昨年の委員会で提起された問題点がこの1年間でどのようにクリアされているのか検証するのもこの会議の重要なテーマだ。

この間毎年提起している問題に「大網駅前駐輪場の料金体系見直し」がある。現在の料金体系では、使用料3200万円に対し、維持管理費は1600万円に過ぎない。役場職員の人件費を参入しても2300万円、ただし役場職員は全て駐輪場に係り切っているわけではない。現在の駐輪料金が取りすぎであるのは明らかです。維持管理費の倍も使用料を取っていながら、高校生にへの減免措置は充分などと言っている。

私がこの間提案している内容は、駐輪料金の大幅な見直し、一部無料化です。まず、維持費の倍も使用料をとることは許されません。町は営利企業ではありません。特定の目的のために徴収される使用料を他の事業に流用することは許されません。すぐに使用料総額を半額にできるはずです。その上で、3階建ての駐輪場の各階の使用料に差をつけるのがよいと思います。暫定的に高校生の割引を中止し、3階を無料にして、高校生を3階に誘導してはどうかと考えます。昨年視察に行った高崎駅前の駐輪場では地下1課地上3階の駐輪場全てに料金格差を付けていますが、一番使用料の高い1階から契約がいっぱいになっています。

将来的には完全無料化(または、維持費以下の低料金化)で良いと考えます。自転車通勤による駅前渋滞の緩和、自転車使用による健康維持など良いこともたくさんあります。また、駅周辺のお店も利用しやすくなり、土地の利用価値もあがります。さらに、高校生の無料化で子育て支援の一環になるし、本町の稼ぎ頭であるサラリーマンへの支援にもなります。

バイクの駐輪についても早急にはじめるよう提案しているが、一年たっても調査研究中とのことだ。すくなくとも90ccのバイクや125ccのスクーターなど現在の駐輪場でも駐輪可能な小さなものがなぜ駐輪できるようにならないのか疑問です。駅前の民間駐輪場がなくなり、バイクの駐輪場整備は今すぐ必要な課題です。

9月20日

今日から決算特別委員会

今日から3日間、決算に関する集中審議が行われます。7人で構成される決算委員が、各課毎に決算資料の説明・報告を受け、質疑が行われます。その後に各課への要望事項等が議論され、9月議会最終日に出される決算報告書に盛り込まれます。

今年から決算委員会が9月議会中に前倒しになり(昨年までは10月中だった)、9月議会で決算の認定、報告書提出が行われることになり、議会審議が来年度予算に反映できる体制が整いました。黒須が訴えてきた議会改革の成功例の一つです。決算委員会の傍聴もできますので、希望者は議会事務局までどうぞ。

9月16日

町議会議員選挙の説明会

昨日、11月に改選となる町議選立候補予定者に対する説明会があり、30陣営が出席した。
新聞情報によると現職が13とのことなので、このままいくと7人が引退することになる。説明が必要ないベテランが出席していないだけかもしれないからはっきりしたことは判らないが、落選する現職もいた場合、半数近くが新人元職に入れ替わるという大幅な議員の入れ替えになる可能性がある。
町議選は、大選挙区なので、黒須が他陣営を直接応援するのは難しいのですが、新人候補を側面的に応援することは可能です。めったにないこのチャンス(ふつう新人は受かりにくい)に、志をもって挑戦する若い方がいたらぜひ連絡して下さい。

9月15日

町は談合を否定!

昨日議会一般質問のために登壇した。
近況でもお知らせしたとおり、8月16日にあった下水道談合事件の住民訴訟の地裁判決を受けて、町の責任を問いただした。ところが町は、裁判所が判決文で、「談合を認定」し、さらに「損害額168万円」を導き出したにもかかわらず、この内容を「裁判官の自由心証を述べた」に過ぎず、「法的に拘束されるものではない」とし、さらに「談合及び損害があったことが依然として確認できていない」と否定したのだ。
びっくりした。法的責任は当然あるだろうが、住民訴訟というのは技術的な問題として大変困難をともなう。内容が正しくても認められることが少ない。そんな中、今回の訴訟で、「談合も損害も認められた」が、「落札者の賠償能力がわからない」ことを理由に「町が落札者に損害賠償をしない」ことは違法とまで言えないという判決であった。訴訟は訴えたことにしか当然判断しない。仮に落札者に賠償能力がなければ、共犯者である他の談合業者や談合に協力した町職員に賠償を求めるのが当然である。これだけはっきりと「裁判所が談合と損害を認定した」にもかかわらず、行政の責任を放棄し、しらばっくれる姿勢に唖然とした。
町長が強く談合を否定するように指示しているのか、それとも担当課長が自分たちの責任を隠蔽するためにでたらめな報告を町長にあげているのか、しっかり見極めた上でこの問題をさらに追及していくつもりだ。

9月14日

朝顔

昨年に息子が植えたアサガオが日当たりの悪い庭の片隅で芽を出していたので、植木鉢にうつして、少し日当たりの良いところにおいておいたところ、9月を過ぎて連日かわいらしい花を咲かせています。

9月12日

今日から一般質問、過去最大14人が質問

今日から3日間、一般質問が行われます。黒須は14日午後2時10分頃から一般質問をします。

さて、今議会で一般質問を通告している議員は14人にのぼります。私の知る限りでは史上最多ではないかと思われます。補選等で質問者が微増傾向にあったことに加え、「選挙前最後の議会」ということが最大の理由です。2月、6月議会と比べると大盛況?です。いつもこのくらい活発な議会でありたいものです。

9月9日

文教委員会で請願陳情審査

昨日、子育て新システムに反対する陳情を審査。幼保一元化や子ども園などを進め待機児童解消が目的とされていますが、問題は保育への企業の参入で児童福祉法が改定され、果たして子どもの福祉が守られるのかが一つの争点です。考え方として親にとっては多様な選択ができる可能性はありますが、民主党が公約違反でやめることにした子ども手当などを前提とした制度であることや、子ども園移行も全てではなく私立幼稚園などがそのまま残るなど次々と前提が変わってきています。新しい制度を導入するにはあまりに拙速で不安が大きいこの制度導入には私も現状では反対なので陳情採択に賛成しました。結果は賛成多数で採択。

補欠選挙で当選した日本共産党の方が代表して陳情している国民健康保険税1人1万円免除についても審査しました。陳情趣旨は国保加入者は高い保険税にあえいでいるからとの理由です。そういう一面もあるのでしょうが、陳情者が一例としてあげている年収300万円保険料40数万円の方から1万円免除して、しかも一回だけやってどれほど意味があるのか疑問です。財源がほとんどないことも審査過程で明らかになり、国保加入者17000人全てに1万円ばらまいてその分50000町民が税負担するにはあまりに理由があいまいです。国保税の仕組みは100万円程度の年収でも10万円以上の税がかかり、町の免除制度等を活用しても最大で7割減免にしかならないという問題があります。また年収500万程度で最高税額53万円近くになり、これが1億円の年収があっても同額です。このような制度設計そのものを変える必要があります。また、貧困対策としては母子家庭などの生活保護レベル以下の方たちこそ先に救済すべきです。国保世帯ではない町民の中にも年収300万円以下、200万円以下の世帯が多いということや、同居家族で別収入がある場合なども精査してどの所得層の税をどうするのかしっかり考えるべき問題として継続審査を主張、結果も継続審査になりました。

9月8日

みどりが丘土地利用請願を傍聴

総務常任委員会を傍聴しました。黒須も請願紹介議員となっているみどりが丘の町有地利用について住民と話し合いの場をつくってほしいという請願の審査です。

請願者は、この請願の趣旨と同じ要望を町長にも出していました。その結果は、ベイシア問題のように何かあれば住民の方に相談するとの内容で、請願及び要望の趣旨である今後の土地利用計画についての話し合いには何も触れず、ごまかした回答であることは明らかです。しかし、総務委員会の一部の委員は既に請願者の願意は満たされているから採択できないとの主張をし、その流れで請願者に請願を取り下げるよう要請することとし、とりあえず継続審査にしました。町当局のあいまいな回答、説明も問題ですが、町側におもねって、曲解した内容で請願を葬ろうとすることは揺るされません。

9月7日

9月議会がはじまりました

今日から9月議会が始まりました。黒須は14日午後2時10分頃から一般質問をします。

20日からの3日間は、決算委員会が開かれます。黒須は決算委員に選ばれました。また、数年来、議会改革の一環として黒須が議会に求めていた決算委員会の9月議会内審査・報告が今年から実現しました。11月頃から来年度予算が作られていきます。決算委員会での意見が反映されるためには昨年までの12月議会では遅かったのです。引き続き議会の役割を高めていくよう議会改革に取り組んでいきます。

8月30日

控訴しました

16日に判決のあった住民訴訟について原告団(さんぶオンブズ)で今後について話し合った結果、控訴することにしました。

朝日新聞2011年9月1日

千葉日報2011年9月1日

8月21日

集会・沖縄と福島から見えてきたもの

船橋で開かれた集会にスタッフ(司会)として参加した。
原発はアメリカの核戦略に欠かせないものとしてあった。1950年代、ビキニ水爆実験の被爆など高まりつつあった反米反核の潮流を「核の平和利用」というまやかしで、払拭させる重要な意味を持っていた。原発はアメリカの核戦略、日米安保体制と一体のものとして、CIAのエージェントだった正力松太郎(元読売新聞主)や中曽根康弘らにより日本中(都会から離れた地方)に作られていく。一方、アメリカに占領されていた沖縄は、基地の固定化を条件に返還される。どちらの人々も日米安保の影で大変な苦難を強いられることになった。福島原発事故の構図と沖縄の基地問題がダブって見えてくる。

8月16日

住民訴訟一部棄却一部却下も談合は認定

2年以上にわたり続けていた下水道浄化センターの談合事件に関する「違法公金支出金返還請求事件」の判決が千葉地裁で言い渡された。
町側は門前払いにしようと訴訟そのものの入口論で多くの時間がさかれたが、判決では我々の主張が多く認められ、談合が認定されたことは評価できる。損害も我々の主張していた一部ではあるが認められた。しかしながら町が損害賠償請求しないことの違法性については、談合を主導した東総施設管理株式会社が倒産していることなどを理由に棄却されたのは大変残念だった。今まで町は談合はなかったとして損害を回復する措置や談合防止策を講じてこなかった。町はこの判決を真摯に受け止め、反省しなければならない。また、町の受けた損害を回復することを求めている裁判にも関わらず、談合企業側と一緒になって訴訟を門前払いにしようとする姿勢は大変おかしい。顧問弁護士に高い報酬を払いながら2年以上裁判を長引かせたことは住民の利益を考えず、町の責任を回避することのみに終始していた。この訴訟方針を唱えたのが弁護士なのか町長なのかはっきり答えてもらいたい。

朝日新聞2011年8月18日

千葉日報2011年8月19日

8月10日

議員視察研修「ゆきぐに大和病院」

新潟県南魚沼市の「ゆきぐに大和病院」に議員視察に行きました。この病院はかつて佐久病院、諏訪中央病院とともに地域医療御三家と言われた病院ですが、新臨床研修制度の影響で医師不足に直面し、院長をはじめ医療関係者と共に大変な努力でなんとか地域の医療を守っていることが事務長から報告されました。

8月4日

原爆被爆と戦時下の郷土資料展

明日から三日間、保健文化センターで開かれる郷土資料展の準備作業を手伝った。

8月1日

反核マラソンリレー

夏の風物詩、反核マラソンリレーに参加、役場からみずほ台までの1区間のみ走った。気温も暑いが「平和の火」がこれまた熱い。

7月31日

福島原発事故が健康に及ぼす影響

放射線医療総合研究所・元主任研究員の崎山比早子氏が講師の勉強会に参加した。27日の研修会と違い、チェルノブイリの被害などのデータをまじえ、健康に及ぼす影響はあるとの立場での講演だった。放射能の被害や影響がないと言っている側は当然放射能対策も必要ないとなる。政府はきちんと対策をすべきだ。

今日の講演会の主催者側代表として千葉大学名誉教授の大日方先生がご挨拶をされていた。当時理学部の教授で、反核教授の会?の代表として平和運動をされていた方で、あれから20年経っても活動を続けておられて感動しました。

7月27日

東金市が放射線についての研修会開催

東金市が近隣市町村の教育関係者、消防関係者、議員などを対象に放射線の研修会を行った。講師は放射線医療総合研究所の今岡達彦氏。御用学者によるガス抜きのような講演会でした。当日紙の資料は一切配布されず、その理由を日々変わっていくデータの数値が一人歩きすると困るからと言っていたが、今日の日付を書いておけば問題ないのにおかしな理由だ。へんな数値を出して後から指摘されるのを怖がっているようだ。

7月19日

臨時議会で子宮頸癌ワクチン公費助成に反対

中学校1年生から高校1年生までの女子全員を対象とする子宮頸癌ワクチンの全額助成を町が行うことを決め、ワクチンを業者から購入する入札の承認議案が臨時議会に出された。子宮頸癌ワクチンは副反応(副作用のこと)が多く、新聞紙上でも失神者が続出するなどの報道がされている。海外では死亡例も多数出ている。購入するワクチンの製造会社はイギリスの製薬会社グラクソ・スミスクライン社(世界第4位)で、昨年来の新型インフルエンザ詐偽で日本から多額の税金を巻き上げた同じ製薬会社である。 さて、このワクチン、副反応もさることながら、効くかどうか全く判らない、また必要性が非常に低いことが専門家が指摘している。また、スミスクライン社自らの処方箋や報告にも重要なことが書いてある。
◆このワクチンで効くのはHPVウイルスの16型と18型にしか効かない。
◆効力は6.4年しか持たない。
◆既にウイルス感染している人に効果がない。HPVウイルスはごくありふれたウイルスで性交渉のある方はほとんど感染する。感染者にワクチンを投与すると前癌病変を進行させるおそれもあり、ワクチン接種には性交渉の有無を問いたださなければいけないのにしていない。
◆子宮頸癌とHPVウイルスの関係はまだはっきり判っていない。FDAアメリカ食品医薬品局は2003年のレポートで子宮頸癌の原因がHPVウイルスでない可能性に言及している。
◆このワクチンの成分にはアジュバンドという免疫増強剤が含まれている。アジュバンドはペットの避妊薬などに使われるもので、アジュバンドの長期的な影響については不明である。これだけでもこのワクチンに反対する理由になる。
◆子宮頸癌にかかる人が20代30代の若い女性で急増していると言われているが、これは数字のマジックであり、製薬会社にとって都合の良い数字のみをとりあげている。20代、30代で見つかるのは本物の癌ではなく、前癌病変という癌になる可能性のある細胞が発見されるものです。これは、若い女性が婦人検診や妊婦検診などを受ける機会が増え発見されているに過ぎません。子宮頸癌自体は他の癌と同じように高齢になるにつれ多くかかり、死亡率も高齢になると高くなる癌です。20代の女性の死亡率は10万人あたり1人以下に過ぎず、しかも検診で簡単に発見される癌です。

黒須の反対質疑に町側はまともな答えができず、たびたび中断、あげくは「国のやることだから正しい」との町長発言。(様々な薬害も原発事故も何だったのか。)この質疑を受けて多くの議員がこの議案賛成には疑問を抱き反対にまわり、賛成多数で成立するもわずか1人の差だった。約半数の議員が反対にまわる案件はめったにない。町長は何かあったときに責任をとれるのか。町が全額助成し、危険性をほとんど知らせないで、ウソの効能で9割近い女子生徒にワクチンを接種することになってしまった。保護者の皆さん、この接種は任意の接種です。くれぐれもご自分の判断で決めて下さい。任意接種というのはいざというときに町は責任をとりませんよということもご注意下さい。

7月18日

アリーナでなでしこ女子サッカー観戦

優勝おめでとう

7月15日

ピースサイクル

平和の旅人・自転車リレーピースサイクルに参加、佐倉市から八千代市を経由して千葉市まで走りました。

7月6日

節電は必要か?

今話題の超省エネ・超静音の扇風機「グリーンファン2」を導入しました。我が家では、数年前から扇風機1人1台体制を合い言葉に省エネに取り組んで気ました。しかし、今までは寝てる時の風の強さや音に不満をもっていました。この扇風機は超静音、風の強さも超微風な自然の風が出て大満足です。

原発事故の影響で扇風機の売れ具合も良いようです。ただし、原発が止まると電気が足りなくなるというのは原発推進のための脅し文句と思われます。梅雨だというのに連日暑い日が続きます。無理せず乗り切りましょう。

7月4日

珍しく町中にヘビがにょろにょろ

我が家の庭にも小さいのは出るが、1メートルを超すヘビは久しぶりに見ました。

7月2日

9条の会千葉地方議員ネット

9条の会地方議員ネットの総会に出席した。千葉県内130人程度いた会員が4月の統一地方選で20人程減った(落選)ので、新規会員を積極募集する。総会後、元千葉県弁護士会長の広瀬理夫弁護士から「憲法における最近の動き」という記念講演があった。しばらく憲法改正の関連の動きがあまりマスコミ等で取り上げられていないが、憲法審査会関する事項を決めた規定が参議院で5月18日に可決されたそうだ。衆議院では既に議決済みで憲法改正のための法整備が着々と進んでいる。

7月1日

山武郡市議会議員研修会

山武郡市議会議長会主催の議員研修会に参加しました。全国都道府県議長会元調査部長の野村稔氏を講師に「議会改革と議会運営の実際」という演題でのお話でした。地方議会の法令等の整備を実際にやってきた者としての本音の話はなかなかおもしろかった。
例えば議長の短期交代が議会の権威を低下させると批判されるが、実害はあまりない。むしろ常任委員の短期交代が議会を弱くする。常任委員が短期で変わると行政側の言っていることが前と今とで変わってもわからないから追及できない。委員会制度の進んでいるアメリカは議員外交などで大きな力を持っている。
議会改革の前に議会事務局改革を進める必要がある。議会事務局員は何年かすれば一般の役場職員に戻るので本当のところで行政と対立できない。また人数も足りない上、法制担当職員がいないので議員の要求に対応できない。

7月1日

海びらき

今日から8月末まで白里海岸2カ所に海水浴場がオープンしました。これに先立ち町観光協会主催の海びらき式が行われ、出席しました。写真は県(あがた)神社の神主による安全祈願。

6月30日

いわし展

保健文化センターで開かれれている「いわし展」を観てきました。江戸時代から続いてきた「いわし漁」を中心とした漁業の歴史や文化と共に、昭和30年頃まで続く白里地域の文化経済の賑わいがよくわかる展示会でした。写真は「万祝(まいわい)」万祝とは、大漁を祝って網元が祝宴を催した際、引き出物として漁師に配った祝着だそうです。大変華やかなハレ着です。

6月25日

笹舟に雨蛙

6月23日

我が家のキャンドルナイト

昨夜は夏至でした。2003年から各地で「100万人のキャンドルナイト」というイベントが行われています。エネルギーをじゃかじゃか使う社会のあり方をほんの少し見直していこうという試みです。
呼びかけは「大地を守る会」。有機農産物や無添加のおそうざいなどの安心食材宅配のパイオニア。我が家も10数年お世話になっています。我が家もささやかにキャンドルナイト。

6月22日

流山市で放射線量測定

西初石近隣公園で

ホットスポットと言われている流山他東葛6市で専門機関が統一的に測定した結果が6月17日に公表されました。その中で最も放射線量が高かったのが流山市の西初石近隣公園で、地表から50cmで0.65μSv/hというかなり高い値でした。
黒須の測定器は値が低めに出るように感じていたので、同じ場所で測定し比べてみようと流山へ行って来ました。
結果はやはり低めに出ているようで、地表50cmでそのような高い値は全く出ませんでした。しかし、地表面で以上に高い箇所(最大0.78μSv/h)が数カ所確認でき、あらためて放射性物質が風で運ばれて、東葛地域や東京方面が汚染されたことを実感しました。測定器の警報を0.5μSv/hにセットしていたのですが、自宅の周りは0.1程度ですっかり忘れていたので、いきなり警報が鳴りびっくりしました。
なお、私の測定器では、流山、柏の町中や路上ではやや高い程度0.13μSv/h位で、雨などで流されているようです。

http://www.city.nagareyama.chiba.jp/top/hosyano_result_kyogikai.htm

6月18日

エコパーク大網白里子ども村

上総掘り用の踏み車(人間回し車)

毎週土曜日、10時~15時 火起こし、竹細工などを体験できます。

http://my.reset.jp/~kawabata/jdk/kodomomura.html

6月16日

町内幼稚園の土壌放射能検査

文教福祉委員会等で要望していた土壌調査が昨日、町内町立3幼稚園で実施され、黒須は大網幼稚園で立ち会いました。

千葉市内にある検査機関に直接持ち込んで測定してもらうとのことです。幼稚園のグランド中央及び中央のまわり4カ所の合計5カ所からそれぞれ表土5cm・100g程度をシャベルで採取して計測してもらうそうです。

空間放射線量も大網中学校所有の測定器で計測したところ、地表から1mでは0.12μSv/h、地表付近では0.17μSv/hでした。

学校等で屋外プールの季節がやってきて、大丈夫かと聞かれます。今のところ、空間放射線量に変動がないので、あらたな放射性物質が降ってきているわけではないと思います。プールの水は水道水です。山武水道のホームページによるとヨウ素もセシウムも不検出なので、福島原発が今の状態であれば、プールの心配はないと思います。

http://www.water-sansui-ki.jp/

6月15日

恐怖の千葉県民の日

子どものいる家庭にとって恐怖の県民の日です。私が子どもの頃は休みじゃなかったので何の恩恵もなかったのですが、今は学校・幼稚園等が休校です。

女房は平常通り出勤、子供らは朝から家中ひっくり返して遊びまくり。ヤクルトのお姉さんが試供品を持ってきたのですが(余計なことを…)、台所中にまき散らして拭き掃除。そのうち近所の子も乱入して大騒ぎ。全く仕事にならない。家にいると朝飯おやつ昼飯おやつ夕飯デザートと一日6食。

県民の日は県内企業及び他県に通勤する県民すべて休みにして欲しいものです。

大恐怖の夏休みが近づいています。

6月14日

幻の子ども像を追っていません?パート1

家庭教育研修会に参加しました。演題は「幻の子ども像を追っていません?親と子の関係を考える」講師は青木悦さん(教育ジャーナリスト)

今の子どもたちはすごくしんどい時代を生きている。人間関係をことさら気にしている。とくに親に気を使って生きているそうです。

一方、親はマスコミなどいろんな情報が入ってきて、自分の子どもを完璧な良い子(幻の子ども像)に育てようとする。
子どもは親が子を思う以上に親のことが大好きです。だから親に好かれたい、親の期待に背きたくないという気持ちが強く、無理に無理を重ねている。今の子どもたちは例えば深刻なイジメのような重要なことほど親に相談しない、話してほしくないそうです。イジメというのは集団の中で個人が排斥される状態で、個人対個人の喧嘩とは違います。イジメの中でどんどん弱くさせられているにも関わらず、いじめられている本人は自分が弱いからイジメに屈していると思いこみ、母を悲しませたくない、父を失望させたくないなどの理由で親に隠し続けるそうです。
今の30代半ば位から下の世代はちょっと変わっているなどの理由だけで集団がシカト(無視)することはよくあった、それほど違和感がないそうです。だからママ友などの関係にもそのまま当てはまったり、若い先生方にもそんな感覚があったりするようです。
そもそも完璧な子どもとは存在し得ないそうです。例えば小さな虫や花を見つけて座り込んでいて、先生が呼んでも並ぶのは遅い子どもがいます。一方で何でも一番を目指して、並ぶのも友達も押しのけて走り回っているような子供もいます。両者が両立しないのは明らかです。常に小さな虫や花に背中のアンテナを向けながら全速力で走り回るなんてことはできるわけがありません。
並ぶのは一番の子どもが庭の片隅で座り込んでいる子どもに何をしているのか聞くと小さな虫の存在を教えてもらう。そんな子ども同士で教え合う中で子どもは成長していくそうです。続きはまた今度。

6月12日

千葉県オンブズマン連絡会議総会

年に一度の総会に「さんぶオンブズマン」代表として出席。今年度の活動方針案、予算決算、新役員が決まりました。

さお、さんぶオンブズマン連絡会議の総会は6月9日に会員5名中4名出席で開催され、引き続き大網白里町下水道浄化センター談合の住民訴訟や全国オンブズマンの一斉公開請求などに取り組むことが確認されました。さんぶオンブズマンに興味のある方はぜひご連絡下さい。

6月10日

6月定例議会終わりました。

今回の定例議会の報告をいくつかします。黒須が反対した議案としては、ガス値上げの条例、耐震工事の入札承認、ビーチクリーナー購入の入札承認の3案件です。

ガス値上げについては、町の対応がいい加減なところです。2月議会の話では経年管の交換のため単位価格5円位値上げを考えているとのことだったそうです。それが今回1円の値上げを提案してきました。なぜかというと過去3年間の実績の中でしか値上げを認めない国の方針のためということでした。過去3年間経年管の補修、交換をサボってきたためにいきなり値上げは認められないという国の判断です。町は経年管の補修交換に関して議会や町民にきちんと説明し、より良い合意形成をはかるべきです。

耐震工事については談合情報が寄せられている入札案件です。入札前日に談合情報が寄せられました。にもかかわらず匿名等を理由に入札を予定どおり実施、結果が談合情報どおりM社が95.2%の高額で応札したにも関わらず簡単に有効と判断し、承認案件として議会に提案してきました。町は談合マニュアルにそって調査をして談合が確認できなかったと言っていますが、細かい工事設計書も提出させず、専門家に判断も仰がず談合がなかったと判断したのです。

ビーチクリーナー購入に関しては大矢議員が問題提起をしました。内容は、ビーチクリーナーで海岸清掃は必要ない。別の方法でやった方が効率的であるという内容です。黒須は、効果の検証等について質問したところ、買い換えにあたり過去の効果の検証をしていないという大変いい加減な答弁が町執行部からありました。機械に1000万円、維持管理等に年間150万円以上かかる案件です。仮に10年間で買い換えとしたら年間250万円の税金です。おまけに大きいもの(流木など)と小さいもの(タバコのフィルターなど)は取れないとの答弁で、今回の買い換えで良くなるところはエコディーゼルエンジンになる位しかありませんでした。

議会の採決結果は全て賛成多数で可決されてしまいました。今回の定例議会の感想としては、町長がまだいろんな判断をしきれていないなかで、町職員任せでいろんな事にツメの甘さが出ているように感じました。

6月9日

大網白里の土壌調査結果

本町の中央近辺に住んでいる友人Nさんが土壌検査をし、その結果を教えてもらいました。採取地は自宅の庭、採取日は5月31日、検査機関は株式会社同位体研究所(横浜市)という会社です。

測定結果は、セシウム134が63ベクレル/kg、セシウム137が70ベクレル/kg、合計133ベクレル/kgのセシウムが検出されました

近隣市町村では南房総市が市内7中学校を測定しており、5月8日採取の土では1中学から33ベクレル/kg検出、5月25日採取の土からは6中学校から25~79ベクレル/kg検出されていると公表されています。土壌1キログラム当たりの暫定規制値は5000ベクレルです。この値は暫定値で、そもそも土壌汚染については基準値がありませんでした。国は放射能による土壌汚染を考えていなかったということです。だから基準値を下回っているからといって即安心できるものではありません。あくまで緊急時の暫定です。

大網白里町教育委員会は、来週やっと3幼稚園の土壌検査を行うとのことです。

6月6日

金坂町長はどっちを向いて政治をやっているのか

本日、議会で一般質問をしました。新町長になってから初めての機会なので、町長の政治姿勢に関わる内容の項目を3項目入れておいたのですが、1つ目の震災対策、放射能対策の質問で時間切れになってしまい、後半3項目のために傍聴に来てくれた皆さま申し訳ありませんでした。

なぜ最初の項目が長引いたかというと、町長が前の質問者に対する答弁中に「放射性物質が検出された本町産の生茶葉の自粛解除を県にお願いした。風評被害云々」の話をしたことに対して大きな怒りをおぼえたからだ。私はかねてより「風評被害」という言葉を軽々しく使うべきではないと考えている。詳しい調査もせず、晩発性の被害も考慮しないで「風評被害」と片づけることには大変無理がある。しかも「風評」という言葉で消費者を悪者に扱うのは大問題だ。生産者の苦しみに対しては、原発を推進してきた電力会社や国が責任をきちんと果たすべきである。

ましてや今回、金坂町長は、規制値を上回った生茶葉についても自粛解除を申し入れるなど言語道断だ。同じようなことを石原慎太郎や森田健作もやっていた。彼らはどっちを向いて政治をやっているのか。町民、県民の方を向いていない。私たちの健康や安全は考慮しない。一見生産者の方を向いているかのように見せかけているが東電や国の責任をあいまいにしている。今後「風評被害」と言われ補償されない生産者がたくさん出て来るだろう。そういう事態にこそ、自治体は農協や漁協などと共にしっかりと東電に賠償させることに取り組むべきだ。

東京電力や原子力保安院の方を向いて政治をやるのはもう止めよう。どうせ「風評被害」などという言葉は、どこかの広告代理店が考えたのだろう。「風評被害」と言うのはもう止めよう。はっきり原子力被害、原発事故被害と言おう。

6月4日

菅総理大臣はペテン師どころか政治家の資格なし

総理をやめる時期の解釈ですったもんだしている。ペテン師かどうかは、多くの政治家がペテン師みたいなものだからどっちでもよいが、菅直人という政治家は今回の原発事故対策で多くの過ちを続けている。

菅直人は、事故当初からメルトダウンしていることがわかっていながら重要な情報を国民に隠し続けた。スピーディーの情報を自分のパフォーマンスや外国に対しては使いながら国民には隠し続けた。今も福島の子どもたちを危険にさらし続けている。外国からの支援の放射線計測器を自治体に配らず、成田空港の倉庫に隠し続けた。

数十万人、あるいは数百万人の生命を危険にさらしたことは、これから政治空白を生むなどという程度と比べものにならないほど重い責任だ。本来刑事罰を受けるべき人間がこれ以上総理大臣を続けるのは許されることではない。

そもそも菅内閣は就任以来政権公約を破り続けている。鳩山内閣は少なくとも公約を守ろうと努力してきた(実現能力は別にして)。こんな嘘つき内閣などいなくても政治的空白は生まれない。さっさと2次補正予算を通してやめるべきだ。

6月3日

町が町内3幼稚園の土壌検査

やっと放射能汚染の土壌調査をすることになった。とにかく町の対応は遅いが、とりあえず結果をまちましょう。子どもは土遊びが大好き。幼児を持つ親たちは皆心配でたまりません。とにかく調査をし、安心なのか、対策が必要なのかまずは調査しデータを公開する必要があります。

6月2日

一般質問の時間訂正

http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/category_list.php?frmCd=6-4-2-0-0

今日から6月定例議会が始まりました。明日10時からは文教委員会。6日~8日が一般質問、10日が議案審査、採決となります。先日お知らせした黒須の一般質問の時間が間違っていました。正しくは、6月6日(月)午後2時頃から一般質問をします。

6月1日

町教育関係施設の放射線量測定結果

http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2306

ようやく町も教育関係施設の放射線量を計測発表しました。今回5月27日は21の教育関連施設を測り、今後は町内3中学校の計測を続けるそうです。

測定結果は0.10~0.18μSv/h、平均では0.13μSv/hになる。黒須の測定器より高めの数値が出ている。この値だと年間にすると法律で決められている規制値1ミリシーベルトを超えてくる数字だ。

5月29日

斗ヶ沢記者の講演会

昨夜5.28は、詭弁とか、居直り、巧妙とかについて考えさせられた。友人から誘われて「原子力発電の今とこれから」という勉強会に参加した。講師は毎日新聞記者斗ヶ沢秀俊氏。内容は演題については付け足し程度で、この間の放射線被曝について全く安全であることを1時間以上延々と話していた。

斗ヶ沢記者の2時間あまりの講演質疑についてほとんど全て反論できるがいくつか問題点を指摘したい。

①まず冒頭斗ヶ沢記者は「自分は御用記者(原発?政府?)ではない」ことをわざわざ強調した。
→そういうのに限ってそうである場合が多い。
②原発敷地内で400ミリシーベルトという高レベルの放射線量が測定されたことについて20キロ離れれば無視できると言い放った。
→実際は400ミリシーベルトより遥かに高い汚染があり、無視できないのは明らか。また、放射線が飛ぶだけではなく、放射性物質や希ガスが風に乗って拡散していったので20キロどころか遥かに遠くまで汚染されている。
③急性被爆は500ミリ以上じゃないと出ない。低線量被爆は、晩発性のガンの過剰死が200ミリで1%。それ以下はわからない。
→急性被爆は100~250でも問題になる。晩発性に関しては敷居値(しきいち)がないとの研究報告が多数。
④200ミリ以下の被害が仮にあったとしても年間被爆量が20ミリシーベルトならガンの過剰死が0.1%に過ぎない。この程度の数字はタバコや肥満の方が遙かに危険である。
→0.1%でも十分大変な数だと思う。タバコや肥満についても私(黒須)は大企業が作り出している側面が大きいと考えているが、とくに地域の広さや影響の大きさにおいてけっして他のものと比べて小さいとは考えられない。
⑤こうなごは小さいから汚染が大きいのは当たり前、お茶は表面積が大きいからでるのも当たり前、この程度のお茶を飲んでも全く問題ない。
→政府は本当に都合の悪いデータを公開していない。調査もしていない。例えば海草についてもそうだし、荒茶についても。大きく調査公開をしないで、逆に汚染を低く見せようとしているなかで、既に出ている汚染さえも大したことがないと言うのはどうかしている。
⑥自分の娘が飯舘村で子どもを産んで育てるのも全く問題なし。
→自分の家族には全く関係ないなか、仮の発言でいい加減なことを言うべきではない。
⑦飯舘の避難はただちに解除すべき、小中学校の20ミリも全く問題なし。今の安全基準は平時のもので、高すぎて社会的影響が大きすぎる。風評で多くの農家が迷惑を受ける。
→高い安全基準があるといって納得させて原発をつくってきた政府や企業に対する責任追及の視点が全くない。被害は結果として風評でも企業が賠償すべきものである。それを消費者に責任転嫁するとは最低だ。また戦時(平時に対義語として)に基準を変えるべきではない。原発事故が続いているなかで安全基準をどんどん下げるのはひどい話だ。
⑧チェルノブイリでは小児の甲状腺ガンが増えただけで大人のガンは増えていない。広河隆一はたまたま出たに過ぎない障害者や白血病患者を取材しているだけで、ベラルーシで後遺症が多発というのもうそである。
→枝野のうそを垂れ流していた大手新聞記者が広河隆一をうそつき呼ばわりするなど言語道断。ソ連崩壊後のロシアやウクライナでは貧困等で平均寿命が50歳代にまで下がっている。ガンは高齢になればなるほど大きく増えるのでガンの数値だけで原発被害は計りにくい。またこの平均寿命の低下に原発事故が影響しているという説もある。世界一の長寿国日本で今後被害がどうなるかはわからない。
⑨原子力発電はコストが安い。
→原発のコストは火力より遙かに高い。電力会社にとってコストが安いだけで、研究開発費や廃棄物処理費、交付金などを一切入れていない。
⑩放射線が遺伝子(二重らせん)を傷つけても修復される。
→放射線で二重らせん2本が同時に切断されると二度と再生されない。斗ヶ沢記者は都合の悪いことは言わない。
⑪夏のピーク時の電力量が足りない。毎日新聞は既に15%節電した。
→全ての原発が止まっても電力は足りる。全ての原発が停止したことは既に経験している。節電をしないと大停電になるという脅しは、原発推進派のうそである。節電自体は歓迎だが、今言っている問題はピーク時の発電量であり、去年のような記録的猛暑時の一時だけの節電方法を考えれば良いのだ。

この方はこれで原発に批判的だそうで、さらに毎日新聞社は脱原発に舵を切ったそうだ。本当なら大歓迎だ。その前にこれまでの大本営発表(東電、保安院、政府)を何の調査もせず垂れ流してきた検証が先だ。
斗ヶ沢記者は3月15,16の大変危険だった時にラジオのインタビューや新聞記事で安全宣言に近い発言や記事を連発していた。このときは既にメルトダウンしていて、大惨事目前だったことが明らかとなった。政府はスピーディという放射能拡散予測を国民に隠していて、一方大手マスコミは外国が流していたこの情報を知りながら一切無視した。

私はこの方が記者だと知らなければ政府か電力会社の人と思ったことだろう。しかしながら、情報媒体がテレビや新聞だけの方にとっては、一見科学の衣をかぶっているかの内容にコロッと騙されるかもしれない。全くでたらめではなく、都合の良い情報だけを並べて科学的体裁をつくるやり方は大変巧妙で、むしろ明らかな原発推進派より危険かもしれない。
質疑応答の中で戦時(平時の対義語として)に基準を変えるべきではないと発言した。例えば外国と戦争したり、経済が悪くなると移民排斥や在留外国人に対する人権抑圧が多く起こる。だからこそ平時にこそ憲法をよく議論すべきで、戦時のどさくさで外国人の人権抑圧や排斥ができるように法律を変えられないようにしなければならない。これと同じで原発事故のどさくさのなかで安全基準を次々と緩め、なおかつこの緩めた基準さえ必要ないという斗ヶ沢記者にこの質問をぶつけた。すると斗ヶ沢記者は質問に答えず、反対に黒須に対して、それならこの町でも1ミリシーベルトを超えたら避難させるのか、という居直り発言をしてきた。私は安全基準は、少なくとも原発事故が収束するまでは安全基準は変えずに、その上できちんと全ての情報を明らかにし、国民的議論をすべきものと発言した。また短期的な避難に関しては、情報が開示されることを前提に個人の判断で考えればよいと思う。当然、基準値オーバーの場合の避難や転校等は国や電力会社が責任をとらなければならないと考える。
参加者の多くが斗ヶ沢記者の発言に安心できてよかったという発言をしていたが、私からはこう言いたい。安心も安全もたった一人の発言で簡単に得られるものではない。自分の目や耳で、できるだけ一次情報に接し、信頼できる人の意見を聞いて判断しよう。

5月27日

文教常任委員会が開かれました。

震災の影響で補助金が保留になり、新大網小学校のプール建設の入札が取り消しになったとのことです。まだ2~3カ月は猶予があるものの、来年のプール開きに間に合うか微妙です。教育委員会は来年度については現大網小学校のプールを使うことも視野に入れているとの説明でした。グランド整備と太陽光発電の補助金も保留されたとのことですが、額も少ないことやグランド整備は小学校開校に不可欠な要件ということで町独自予算で補正を出すとのことです。

教育長が来ていたので小中学校幼稚園等の放射線測定について質問しました。放射線測定器については町内の3中学校にあるとのことです。昨年購入したもので3~5万円位の簡易測定器だとのことです。中学校のこれまでのデータを公開するように求めました。他の小中学校など町内21の施設については本日測定し、6月1日に町ホームページで公開するそうです。
校庭の土壌汚染について検査機関で調べるように要望したところやる気はないようです。空中放射線量の測定についても市原市のモニタリングポストのデータで安全は確認済みなので参考程度の目的でやるに過ぎないとの姿勢でした。ちなみに本日の白里中学校は0.14マイクロシーベルト/h、大網中学は0.088マイクロシーベルト/hとのこと。

5月26日

議会運営委員会で6月議会の日程が決まりました。

黒須は6月6日(月)午後2時から一般質問をします。下記の質問を通告しました。

1.災害に強いまちづくりのために
①震災後の対応について
②インターネット等の活用について
③防災無線について
④津波被害想定・ハザードマップの改訂は
⑤今後の津波避難をどのようにするのか
⑥地震被害について
⑦放射能測定について
2.適正な入札等契約のために
①下水道談合事件についての認識は
②なぜ談合業者に損害賠償請求をしないのか
③顧問弁護士にいくら払っているのか
④町長の前職場の会社と本町の取引について
3、東金九十九里医療センターに対する政治姿勢について
4、町長アクションプランについて

5月20日

ついに大網白里のお茶の葉からも放射性セシウムが検出されました。

http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2287

千葉県の調査で、5月19日に本町から採取された生葉茶から国の暫定規制値(500ベクレル/kg)を超える放射性セシウムが検出されました。セシウム134と137の合計で751.8ベクレル/kgです。

先月4月28日検査のほうれん草からは15.2ベクレル/kgだったのですが、お茶だと長く放射性物質にさらされたことが原因ではないでしょうか。

ということでしばらくの間、本町でも放射線のモニタリングをすることにいたしました。

5月19日の放射線
  黒須自宅   0.09マイクロシーベルト/h
  大網東小学校 0.09マイクロシーベルト/h
  木の花幼稚園 0.09マイクロシーベルト/h

5月20日の放射線
  黒須自宅   0.09マイクロシーベルト/h
  大網白里役場 0.09マイクロシーベルト/h
  木の花幼稚園 0.09マイクロシーベルト/h

このマイクロシーベルト/hという単位は1時間浴びていた場合の数値です。1年間に換算するには約9000倍すればよいので、0.09だと810マイクロシーベルト/年=0.8ミリシーベルト/年ということになります。1年間に普通の人が浴びても問題なしという数値が1ミリシーベルトなので、ぎりぎりセーフというところでしょうか。ちなみにここで計測しているのは主にガンマ線なので、屋内でも値はほとんど変わりません。だから年換算するには9000倍する必要があります。

我が家の放射線も計ってという方は連絡下さい。放射線計測器(ガイガーカウンター)を持ってお伺いします。

5月16日

ホームページのリニューアルをいたしました。

少し更新に手間取っておりますが、できるだけ皆様にわかりやすく情報発信をしていきたいと考えています。新しいデザインに関して皆様からのご意見をお待ちしております。

4月24日

たいへん多くのご支援をありがとうございました。再び議会でしっかり働いてまいります。

大網白里町議会議員補欠選挙結果(2011年4月24日)
1 黒須 としたか 4,255 当
2 岡田 けんじ  2,468 当
3 おおや ひろし 1,616 当
4 佐久間ひさよし 1,474 当
5 松尾 しろう  1,327
(投票率28.27%)

4月19日

本日、町議会の補欠選挙告示日です。

届け出後のHP更新について公選法違反(文書・図画の配布の制限)のおそれががあるので更新しない候補者が多いようですが、公選法を読む限り違法というのはこじつけです。
日本の法律は罪刑法定主義なので、法文に書いていないことは罪になりません。
公職選挙法ができたときには、インターネットを想定していないので当然「想定外」なものなのです。当然公選法による規制の枠外です。

そもそもHPは見たい人が探し出して見るので、文書の配布にあたりません。インターネット選挙のようにより有権者に政策を訴えられ、お金もかからないものを規制することは、甚だしい時代錯誤です。

4月18日

今日は駅頭で活動レポートを配布しました。

明日は、町議会補欠選挙の告示です。4月24日は町議会議員選挙の投票日です。
新町長就任後の初めての町議会選挙となります。とても大切な選挙です。あなたの1票で議会を変えましょう。

4月10日

千葉県議会選挙選挙はたいへん低投票率でした。今度は統一地方選後半です。

4月24日、町議会補選に黒須は立候補いたします。皆さまの1票をムダにしないようにしましょう。

4月1日

千葉県議会議員選挙が告示されました。この選挙に、町議会で黒須が一緒に会派を組んでいた宮間文夫さんが立候補されました。

http://ameblo.jp/miyamafumio/

千葉県議会は圧倒的に自民党が多数を占めており、絶対多数の状況です。
山武郡選挙区でもこれまで自民党が2議席を独占しており(山武郡・市だと4議席独占)、宮間文夫さんの挑戦に敬意を表します。

黒須はポスター貼りと公選ハガキを手伝っています。

今回も現職の阿井伸也氏は間違いなく当選するでしょうから、残りの議席に宮間さんが入ることはたいへん重要です。
定数1や2の選挙区が多いために、自民党が多くの議席をしめ、絶対多数の民意が反映されずに、相対多数の自民党がやりたい放題やっているのが千葉県の実状です。4月10日が投票日です。

さて宮間さんの県議選立候補により町議会の欠員が4人となり、補欠選挙が行われます。
町の選挙管理委員会に問い合わせたところ、数日中に日程などを回覧板等で告知するそうですが、4月24日投票の予定だそうです。
黒須は補欠選挙に出たいと考えています。宮間さんもいなくなり、現在町議会は県議会と同じで自民系のやりたい放題です。
金坂新町長は増税を考え、新庁舎建設など言い出しました。一方で公約の柱の子育て支援などは大きく後退した発言をしています。議会のチェック機能を取り戻すために応援をお願いします。

3月31日

大網白里町でも個人救援物資の受け付けをはじめました。

詳しくは下記HPへ(現在は終了しています)
http://www.town.oamishirasato.chiba.jp/emergency_info.php?id=25

4月2日までです。

3月27日

千葉県が募集していた救援物資を黒須も届けてきました(使い捨てカイロ、赤ちゃん用紙おむつ)。

専用の駐車場を確保し、駐車場から近くの中庁舎ロビーに救援物資受付用スペースを設け、ボランティアの方が忙しなく活動されておりました。

3月24日

今日上の息子が小学一年生の終業式を迎えます。

朝、自宅の先の辻角まで一緒に歩きました。一年前ランドセルの大きさにふらついていた息子がしっかりと歩いています。
今では算数の計算をし、漢字で名前も書けるようになりました。新聞の4コマ漫画を読むのが日課になっています。

子供の成長に感動するとともに、先生方、お世話になった皆さまにに感謝申し上げます。

3月20日

東北関東大地震に係わる個人救援物資を千葉県が届けます

連日原発の不安も続きますが、被災現地は救援物資すら不十分で千葉からも思いを馳せたいと思います。

現在、千葉県が個人救援物資の受付をしています。赤ちゃん用品、生活用品、水など(全て新品のみ)品目等が決まっています。詳しくは下記HPに。

http://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/20110312-koguchi.html

千葉県庁中庁舎ロビーに直接持参しなければなりません。
救援物資を届けたい方がおられましたらご連絡下さい。黒須の救援物資といっしょに届けます。

3月13日

昨日福島原発が爆発、次々と事故が拡大しているように感じます。

政府や原子力保安院は常に大したことがないといいながら、結局避難指示が拡大されています。既にスリーマイル原発事故以上の事故が起きている可能性もあります。
現在は風向きが太平洋方面ですが、風向きによっては千葉県にも放射能が降り注ぎます。

小さなお子さんに安定ヨードを用意する必要があります。昆布などからもヨードがとれます。とろろ昆布などでも良いようです。

漫画原作者の雁屋哲の「雁屋哲の美味しんぼ日記」で次のように言っています。

地震は天災である。
だが、原発事故は人災である。
過去の自民党政権の遺産である。
自民党の現議員たち・前議員たち・元議員たち、総出で福島冷却水問題に当たれ。
本当に国を思って原発を建てたのなら、今こそ自民党人柱隊を作って福島原発に突入せよ。

3月11日

江戸川区で地震に遭いました。

江戸川区役所のすぐ裏にいたのですが、区役所の煙突のような塔が折れて倒壊寸前で、危ないところでした。車で来ていたのですが、千葉方面の幹線は渋滞でほとんど動かず、(5時間で2.5キロしか進まなかった)友人宅に引き返し、一晩泊めてもらいました。

都心から市川方面に徒歩で帰宅するサラリーマンが夜中を過ぎても多くおられました。大網駅から通う町民の皆さんもたいへん多くの方が都内で足止めされたことと思われます。
電車も高速道路もストップ、道路は渋滞でバスやタクシーも動かない。携帯電話はつながらない。一般電話も大網白里町は停電らしく、つながらない電話が多い。
情報が入らないのがたいへん心配でした。インターネットは比較的通じていたようなので、役場はホームページやツイッターなどでの情報発信に力を入れてもらいたいと考えます。

3月6日

夕方から成田市で「こつなぎ 山を巡る百年物語」の上映会を手伝いました。

映画の内容は、岩手県北部にある小繋(こつなぎ)を舞台に、山村農民たちが慣習的な権利である入会権を求めて闘った裁判闘争、いわゆる小繋事件の全容をまとめたドキュメンタリー。

約50年前に3人のジャーナリストが取材した膨大で貴重な記録を、7年の歳月をかけて編集したものです。
日本が近代化していく過程で、今まで持ち主がいなかった山々にも地主がつくられ、山村農民たちの入り会い権が奪われてしまう。数十年にわたり裁判闘争をし、国の弾圧にも負けず、入会を権利として実体化させた同事件を掘り下げ、現在の日本人の暮らしのあり方を問いかけている映画でした。

近年までの山村は、自給自足に近い形での暮らしでした。今の私たちは多くの食糧を輸入に頼り、食の安全を外国に依存する暮らしをしています。
政府が進めようとしているTPPで日本の農業は壊滅するとも言われています。TPPではなく自給率を高める施策を進めるべきです。

3月6日

町議会で会派「市民の会」を一緒に組んでいた宮間文夫議員の町政報告会が中部コミュニティセンターで開かれました。

来月4月1日告示、10日投票の千葉県議会議員選挙出馬へ向けた事実上の決起集会でした。彼の政治に対する真面目な取り組みに期待します。
これにより4月24日に大網白里町議会議員の補欠選挙の可能性が高まりました。欠員が4名になると補欠選挙になります。大網白里町議会は現在欠員3名です。

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