近況
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12月12日

最高裁判所判事の国民審査

 衆院選といっしょに最高裁判所裁判官の国民審査がある。非常にわかりにくく、制度上の欠陥(×以外は信任扱いになる)により、不信任になることが考えにくいが、それでも×が多かった裁判官はそれなりにプレッシャーになる。ぜひ既に配られている選挙公報をごらんになり、過去の判決を読んで欲しい。

 今年行われた参議院選挙と2年前の衆院選に対する違憲無効を求める訴訟に対する態度が載っているが、私は、「政治の裁量内で違憲無効とは言えない」の判断をした、1票の格差を認める裁判官には×をつけようと思う。○○×○×。皆さんはいかがお考えですか。

 ちなみに友人の一人は、死刑制度を容認する裁判官は全員×だと言っていました。

12月10日

今日は子どもの校外学習。「教材費の無償化を!」

 小学校5年生の息子が校外学習で千葉市内の数カ所を見学します。行き先はJFEスチールやきぼーる、千葉港などです。息子の弁当は、私が早起きして作ります。今日のメニューはおにぎり、野菜の肉巻き、唐揚げ、オムレツでした。息子の弁当日は女房の弁当も恩恵を受けます。

 さて、この校外学習は3300円の費用が請求されます。このような教材費や学級費が平均すると毎月1000円以上かかります。二人いれば2000円以上になります。金坂市長はわずか500円の給食費助成をしていますが、本来無償である義務教育費を2倍以上取っているのは大変おかしな話です。

 そういえば金坂さんは4年前バラマキ批判をしていました。(ところで誰に対する批判だったのでしょうか?民主党?それとも堀内前町長への批判でしょうか??)一方で都市計画税を導入すると言っていましたがどうなっているのでしょうか?

 税金を上げるのが得意な金坂市長ですから、次こそは都市計画税を導入するのでしょうか?

12月4日

倉持議員(金坂市長の応援団長)に辞職勧告

 昨日は第4回定例議会の最終日でした。議会をサボってカラオケ大会に参加していた自称演歌歌手議員倉持安幸議員に対して辞職勧告決議案がだされ、賛成多数で可決しました。以下は毎日新聞配信記事

(引用はじめ)<辞職勧告>カラオケ大会「断れず」市議会本会議欠席 毎日新聞2014年12月3日(水)18:52 千葉県の大網白里市議会は3日、先月19日の午後の本会議を欠席して市老人クラブ連合会主催のカラオケ大会に参加した倉持安幸市議(64)=4期=の辞職勧告決議案を可決した。倉持市議は「議員として軽率だった。結果は真摯(しんし)に受け止める。辞職の是非については来年11月までの任期中に考えたい」と、すぐに辞職する考えのないことを明らかにした。決議は「本会議を欠席してカラオケ大会に出席した事実は市議会の品位と名誉を著しく傷つけるもの」としている。 倉持議員の説明などによると、先月19日午後に議長あてに欠席を申し出て、市役所の敷地内にある市保健文化センターであった年1回のカラオケ大会に参加。ゲストとして歌ったという。本人は老人クラブの会員で「米倉光一」の名でCDも出している。「連合会長から(参加を)熱心に誘われ、断れなかった」としている。【吉村建二】(引用終わり)

 辞職勧告決議案には、お仲間の自民党会派の一部や公明党も賛成した。当初は辞職勧告までは厳しすぎるのではないかという発言や出処進退は自ら決めるべきことで辞職勧告には反対だという発言が他の議員から相次いでいた。しかし、倉持議員の弁明で「市民を楽しませるのも議員の本文」と言い訳したことや出処進退は来年の11月までに考えると自ら辞職する考えがないことを明らかにし、花澤議長から議員の本文は議会であると叱責されるなど、仲間の議員からも見限られた。

 倉持議員は芸名の「米倉光一」でカラオケを歌い、自分のCDを発売していたことがわかった。ギャラはもらっていないと言っているので、プロの歌手として参加してギャラをもらっていないとなれば、有権者に対して寄付行為を行ったことになり、公職選挙法違反となる。

 国会議員や地方議員の相次ぐ不祥事が大網白里市議会にまで起こってしまった。倉持議員の辞職勧告に猛然と反対した議員は石渡議員だけだったが彼の言い分は辞職勧告決議案は憲法違反だとの内容だった。辞職勧告には法的拘束力がないので憲法違反とまで言えるのか疑問だ。今後、市議会の自浄能力が試される。

→→→議会中継録画2:40~2:46

12月3日

1票の格差

 違憲判決が相次いだ衆議院選挙区の1票の格差を本格是正せずに衆院選がまたもや始まった。最大で2.14倍だという。もはやいいわけが許される状況にない。さすがに毎度毎度馬鹿にされている司法がどういう判断をするかはわからないが、この選挙が終わった後立て続けに違憲無効を求める訴訟が全国で起こされるのは間違いない。

 さて、実は来年行われる予定の千葉県議会議員選挙も1票の格差が最大2倍を超えています。例えば八街市は定数1ですが、八街市より有権者の少ない銚子市が定数2という誰が見てもおかしな逆転現象が起きています。さらに、九十九里町と横芝光、芝山の3町で1つの定数の選挙区になっていますが、飛び地を解消することが求められているのにこれまたそのままです。

 昨今の司法判断の基準が概ね2倍以内となっていますが、これ自体おかしな話です。1票の価値は同じでなければならず、普通に市民感覚で考えれば1割程度の差以内に収めるのが当たり前です。生協で配達される里芋が100グラムだったり214グラムだったりして同じ値段なんてありえません。

 千葉県市民オンブズマンは来年の千葉県議会議員選挙を前に1票の格差是正を求めて申し入れを千葉県議会に行っています。千葉県議会の自民党を除く各政党も改革案を全て出しています。全ての改革案が逆転区や飛び地を解消するために1人区を複数区にする内容の改革案になっています。大網白里市の場合は九十九里町と選挙区を一緒にする案がほとんどです。これらの案が実現すると、自民党以外の有力な候補が出てくるおそれもあるのでこの案を自民党はつぶしました。それどころか一切の是正を行わないで来年4月の千葉県議会選挙を行うことを決めました。

 自民党の「阿井伸也」氏も改革案を出さず、このひどい格差や飛び地を解消しないまま来年の県議会議員選挙をすることに何も反省しないどころか、そもそも山武郡の中で選ばれた議員にもかかわらず、大網白里選挙区選出の議員という「間違い」を市制施行の来賓挨拶で話していました。国会と同じですが、盗人に取り締まりをさせているのと同じですからこうなります。

12月2日

今日は衆院選の告示

安倍政権のふざけた解散により国民の税金が数百億円も支出される選挙が告示されました。

写真は元NHKアナウンサーで現在は長南町宮司の宮田修さん。

11月27日

それぞれの誤解か?

 連日、市民の声を聞いて歩いています。大網地区には、白里ばっかり発展して大網地区はちっとも良くなっていないとおっしゃる方が多くいます。一方で白里地区の方々は大網や増穂地区ばかり新しい公共施設ができて便利になり、白里地域は寂れていくばかりだとおっしゃる方もたくさんいます。

 さて、どちらの意見が本当なのでしょうか。大網地区の方の白里地区の見方は「道路が良い、太い道が何本も走っている」という意見に代表されます。一方白里地域の方は「縦方面(海岸から駅方面)の道路が少なくて、津波避難道すら確立していない」と嘆いています。そうです。白里地区には太い道(横方面)はたくさんあるのですが、縦方面の幹線は白里県道と10m道路しかない。本当に必要な道路が少なく、必要度の低い道路がたくさんあるのです。できたばかりの広域農道もそうではないでしょうか。道路予算が農水省だったり国土交通省だったりと各省庁の予算獲得合戦という縦割り行政の弊害の側面が大きいと思います。今後は道路もハコモノも必要に応じてつくり、補助金があるというだけで飛びついてはいけないと考えます。

11月25日

CROSS Cafeオープン中です

 クロスカフェオープンしています。午前10時から夕方7時まで。

 お気軽にお立ち寄りください。ガラス張りで最初は入りにくいかもしれません。そういう方はしばらく遠くから眺めて(ガラス張りなので部屋の中が見えます。)、入ってもいいかなと思ったらスタッフに声をかけてください。

クロスカフェご案内

11月24日

猫の手も借りたい?

写真は3年前のイオン前です。連日、議会便りなどを配るなどをして政策等を訴えていますが、いよいよ忙しくなってきました。猫の手も借りたいくらいです。ぜひ、事務所(クロスカフェ)を覗いてみてください。応援をお願いします。

衆議院選挙の影響で12月21日の市長選挙の投票率低下が懸念されます。「市長を変えよう!投票に行こう!」を合い言葉に市長選挙を盛り上げてください。

11月20日

黒須は市議会議員最後の一般質問か?

 本日、一般質問に立ちました。金坂市長は自分の選挙前にわざわざポスター代や宣伝カー費用の公費(100%市の税金)負担の条例をつくりました(今年6月議会制定、最大で82万円)。ポスターの印刷代や宣伝カーのガソリン代は不正請求の温床で、これまでにも多くの議員らが市民オンブズマンから指摘され返還しています。

 何も市長選挙が近くなって自分のために税金で選挙費用を負担する条例をつくらなくても、たった4年市長をしただけで1000万円以上の退職金が出る市長のすることではないのではないでしょうか。黒須は、お互いに公費負担を辞退してはどうかと申し入れました。すると金坂市長は真っ赤な顔をして怒りはじめ、当初質問に答えませんでした。結局辞退せず公費負担を活用するそうです。なんとも情けない。

11月6日

女房の弁当

 女房や子ども達の弁当・朝ご飯を作るようになって20年を超えた。

 何事も長くやると慣れたものでそれなりに自信もついてくる。

 議員生活も合計すると約10年になった。

 しかし、市長はさすがに4年で慣れればいいと言うわけにはいかない。いくら優しい大網白里市民でも我慢の限界だ。次こそは新しい選択をすると信じている。

 写真の弁当箱は見えにくいかもしれませんがステンレス製でゴムパッキン付きのフタができ、使用後は重ねて収納できる優れものです。保温ボトルで有名なサーモスが長年培った金属加工技術を応用して製造、発売しています(保温ではない)。去年の夏前に女房にプレゼントしました。使い勝手はとても良いのですが、電子レンジに入れられないので真冬はちょっとつらいかも。ちなみに僕の趣味は雪山登山ですが、登山用品で最も気に入っているのが、サーモスのチタン製保温水筒です。これは絶対おすすめです。

11月3日

金坂市長は早くも選挙戦に突入か?

 産業文化祭文化の部2日目でした。写真や切り絵、水墨画の展示などすばらしい作品がたくさんありました。

 市長選挙が近くなって金坂市長がチラシを持って挨拶回りをしていると教えてくれる人がいました。「産業文化祭の初日にも来ないで選挙運動をしている」と市長の悪口を言っている人がいたのですが、今日は舞台挨拶のついでに公民館展示も見学していました。市長ともなればいろいろ言われて金坂さんも大変ですね。

11月2日

産業文化祭文化の部でまちづくりを提案したことがあります

 本日産業文化祭文化の部初日でした。時間の都合で中央公民館1階の展示だけ見学しました。2階は明日見に行こうと思っています。

 私も10年ほど前に文化の部に出展したことがあります。まちおこしフォーラムという団体でまちづくりを提案する展示を大野議員らといっしょに行いました。私は自転車で大網駅から白里海岸まで自転車で走りながら車道や歩道をチェックし、安全な道づくりの提案を展示した記憶があります。

 写真は、駅前ロータリーの改善を提案したいる大野さん(右側:2004年の産業文化祭)

10月18日

産業文化祭でいわっコロを買いました

 産業文化祭産業の部に行きました。

 いわしのコロッケと天ぷら、ゆでピーナッツなど美味しそうなものをたくさん買ってお昼に家族で食べました。いわしのコロッケと落花生のコロッケ、それから黒いちごロールケーキの3品を商工会などの団体がご当地グルメとして開発して売り出しているそうです。ロールケーキはイチゴの季節が終わったので今は売っていないそうですが、コロッケは食堂や居酒屋、ファミリーマートで食べられる(買える)そうです。

http://www.ooami.jp/nousyoukou_h25/

10月14日

マスコミに惑わされず、事実にもとづき対応を

 ネットで興味深い記事を見つけました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/masudamasaaki/20141014-00039957/

 気象予報士の増田雅昭さんの「「最強」の台風は増えているのか?」という配信記事です。

(引用はじめ)
 史上最強、過去最強、今年最強、台風が来るたびに「最強」の台風がやってきます。「最強」の台風は近年、増えているのでしょうか?

言葉だけの最強台風

 結論から言うと、増えていません。「最強」と“呼ばれる”ことが増えているのです。
 観測史上最も強い(気圧が低い)台風は、1979年の20号で、沖ノ鳥島の南海上で中心気圧が870hPaまで低下。今回の台風19号は、日本のはるか南海上で900hPaまで下がりましたが、遠くおよびません。また、このレベルの台風が近年、増えているわけでもありません。
 たしかに、今回の台風19号は「今年最強」には、一時なりました。ただ、沖縄に接近した頃には、すでに今年最強ではない状況に。それでも、「最強」が連呼され続けます。ひどい時には、それがいつの間にか「史上最強」に変わっていることもあります。
(中略)

史上最強の台風は近年の日本に来ていない

 さすがに最近は、ネットなどで「また最強かよw」といった、おかしさに気付くコメントも、よく見かけるようになりました。それは、「あなたが何を言っても今度から信じませんよ」とほぼ同義です。
 防災情報は大げさに言うくらいが良い、という考えもありますが、この調子でいくと、情報を信じてもらえないマイナス効果が上回るのも、そう遠くないのではないでしょうか。
 今回の台風19号は上陸時が970hPa。
 過去には911.6hPaで上陸した室戸台風(1934年)がありますし、統計がそろう1951年以降にしぼっても、伊勢湾台風(1959年)の929hPaなどがあります。
 近年、史上最強や過去最強と呼べるような台風は、日本に来ていません。
(引用おわり)

 昨年の台風26号は大網白里市でも大網駅が冠水するなど大きな被害がありました。そのときマスコミはさかんに十年に一度の台風と強調していましたが、これも統計のマジックで、11年間で言うと3度目で、時々くる大きな台風でした。10年に1度のものなのか3~4年に1度来るかで当然対策も変わってくるし、また同じ規模の台風なのに被害が大きかったら、排水が原因なのか、河川に問題があるのかなど、原因が何なのかきちんと分析して対応をしなければなりません。

 原子力発電の安全性はまったくのデタラメだったことが明らかになりましたが、近年のアメリカが関係している戦争もそのきっかけのほとんどがアメリカの謀略や捏造だったことがアメリカの公文書公開等から明らかにされています。地球温暖化にしても、はたまた最近の「イスラム国」の報道も大手マスコミの報道は大変怪しいと言わざるを得ません。
 さすがに戦争の謀略などは後からしかわかりませんが、台風が史上最大級かどうかなどは調べればすぐわかることで、事実にもとづき過去の被害との比較等を行い対策を進めねばならないと考えます。

10月11日

仏島のお祭り

 子ども会と仏島区と熊野神社のお祭りに参加しました。

 歩道橋を越えるみこし

10月10日

市長選立候補にあたり

 本日、今年12月21日投票の大網白里市長選挙に立候補する決意を記者会見しました。

 会見内容は以下にアップします。

→→→立候補にあたり

10月8日~9日

議会常任委員会行政視察、茨城県小美玉市と常陸太田市に行ってきました

 小美玉市では四季文化館(みのーれ)を視察。
 みのーれは座席600席と300席の2つのホールをなどの文化施設。合併前の美野里町時代に作られたもの。当時の美野里町は人口25000人程度の小さな町で総工費30億円の大変立派な文化施設ができたことにびっくりしました。
 美野里町ではみのーれを作るにあたり、図面ができる前の段階から公募の委員10名と職員で7年間かけて住民にとって使いやすい施設を作り上げたそうです。

 常陸太田市では、少子化人口対策課という全国でも珍しい課があり、スタッフ5名と全庁横断的に様々な人口減少対策に取り組んでいることを視察しました。とりわけ「子育て上手」なまちのPRに力をいれていて全国から注目をあびているそうです。

9月29日

裁判所の和解案への同意が可決され、議会閉会。金坂市長は談合を隠蔽

 本日は議会最終日でした。私が何年にもわたって追求し、談合の事実を市に認めさせ、ようやく始まった談合企業らに対する損害賠償請求裁判に和解案がだされ、市が和解案に同意する内容の議案の採決がされ、可決されてしまいました。和解案の内容は正義を実現するものと程遠い内容です。事件処理のスピードのために出してきた裁判所も、それに乗っかり談合の事実に蓋をして恥じない金坂市長にも、議論を回避し内容もわからずに賛成した議員にも激しい怒りを感ぜずにはおれません。

 少し長いですが、以下に黒須の反対討論全文を掲載します。

(引用はじめ)
 議案第11号「訴訟の和解について」に対する反対討論をいたします。この議案は、平成18年に発覚した下水道浄化センター管理業務談合事件に関る案件です。当時の下水道課職員の関与する贈収賄事件により町職員1名及び浄化センター管理業務を行っていた東総施設管理株式会社の2名が逮捕され刑事裁判で有罪懲役刑が確定し、下水道課職員は懲戒免職処分になりました。贈収賄事件の概要は、町職員が企業からゴルフや飲食の接待、現金を供与され、見返りに入札価格を企業に教えるという単純なものです。しかしおかしな話です。入札価格がわかり、入札価格に近い高値で応札できれば企業は儲かりますが、そのためには他の入札参加企業が応札企業より高い額で入札しなければならず、談合抜きに入札価格の情報を得る意味はありません。ところが町の姿勢は一貫して談合はなかったとの姿勢をとり続けました。

 入札価格を決めるための設計書を応札企業以外の会社は見もしないのに見て見ぬふりを町はしていました。設計書とは入札価格を決めるため、業務の見積もりをするために必要な設計書のことです。設計書を当時は購入して積算しなければならなかったので、最初から設計書を購入しない業者ははなから入札する気がないのはわかっていたのです。

 また、贈収賄事件発覚後の町から業者への聞き取りで一部の会社は談合を認めたにも関らず談合はないといい続けたこともあとで発覚しました。

 刑事裁判の記録は千葉地方検察所ではコピーできません。閲覧のため千葉地方検察所に通い続け、朝から夕方まで数週間にわたり手書きで写し、談合の記録を入手し、元議員の大村さんや市民の川合さんらと合計3度にわたる住民監査請求と住民訴訟で談合と損害を明らかにし、町がいかにでたらめであったかを白日の下にさらしました。その結果ようやく重い腰を上げたかに見えた市が判決を目の前にして和解しようしているのがこの議案です。

 この談合は千葉県内にばらついている各企業が協定を結び、それぞれの地元や実績のある業務案件には入札協力をしたり、ランクアップで入札できない会社が丸投げしてもらい業務を行うなどの協力関係がありました。  入札参加企業のうち一部企業は名前を変更していますが、当時の名前で呼ばせていただきますと、株式会社デックは佐倉市の排水ポンプ管理委託業務を受注し、東総施設管理に丸投げをするという協力関係でした。特産エンジニアリング㈱は白井町の下水道中継ポンプ場や旭市公共下水道浄化センター、企業庁汚水処理場での入札、環境エンジニアリングは君津富津週末処理場、館山終末処理場での入札、月島テクノメンテサービスは栄町終末処理場、荏原エンジニアリングは調整村終末処理場の入札協力、日本ヘルス工業は酒々井町下水道中継ポンプ場の見積もり合わせに協力と千葉県内広域にわたる大規模な談合カルテルを結んで成立していた大事件だったのです。

 住民訴訟の証拠として採用された千葉地検の供述調書によるとすべての企業は談合を主導したり協力した事実を認め、ビール券などを配ったり受け取ったことを認めるなどの詳細が克明に記述れています。

 しかしながら和解案によるとすべての企業が談合の事実を否定し、市は和解について積極的に公表しないなどの項目があり、最後の最後で再び談合の事実を隠蔽するかの和解をするのは言語道断です。

 瀬木比呂志さんという元裁判官の告発書、「絶望の裁判所」という本があります。講談社現代新書から出ています。この中に現在の民事裁判について書かれているのですが、裁判官にとって「当事者の名前も顔も個性も、その願いも思いも悲しみも、彼らの念頭にはない」「問題なのは事件処理の数とスピードだけなのである」そしてそのために和解という手法を多用するまったくでたらめなことが行われていることが書かれています。そこには社会正義の観点がまったくないのです。

 この裁判所提示の和解案に乗っかり千葉県内広域談合に蓋をしていいのでしょうか。これにより他の市町村で行われた談合も蓋をされてしまうとしたら、大網白里市が率先して違法行為を見逃すということであり、公務員として犯罪事実を隠蔽することにほかなりません。この和解が成立してもしなくても大網白里市は広域談合の行われた事実を長生村や白井市、佐倉市、旭市、君津市、富津市、館山市、酒々井町、東金市、千葉県に通告し、それぞれの自治体が新たにこれら談合企業に損害賠償請求を行うきっかけになる大きな事件であり、これを隠蔽するかのような和解をすれば今度は公務員の法律遵守違反で刑事告発をされる対象にもなることを金坂市長、あなたは理解しているのですか。

 金坂市長は今年2月の千葉県山武地域公共事業談合で談合企業の処分軽減を行い、談合に甘い市長という汚名にまみれました。さらに今回談合事件を隠蔽しても一度も二度も同じとでも思っているのか、それともこの事件の大きさの意味を知らないだけなのかわかりませんが、前回は談合に甘い市長、今回は談合を隠蔽する市長という新たな談合グレードアップをすることを理解しているのですか。もし今理解したら直ちに議長に議案の取り下げを提起すべきです。過ちを認めることは恥ずかしいことではありません。

 市長にとって大切はのは、市民の幸福を願う使命感とそれを実践する能力、そしてそれらとともに強い正義感と高い倫理観が必須です。これらのどれ一つがかけても市長失格です。それがないならば、もはや自ら退場すべきではありませんか。

 大網白里市議会議員の皆さん、今回千葉地方裁判所から提起された正義も倫理もないただ単に事件処理のスピードだけのために行われようとしている和解案を認めることなく、正義を実現すべく本議案を否決されることを求め、反対討論といたします。
(引用終わり)

9月14日

ビーチ・バッシュ

→→→Beach Bash

 今年で9回目になるそうだ。
 来年もレゲエを聴きながらビールを飲みたい。

9月9日

本市でも大変あやしい

 本日一般質問で登壇。千葉県公共事業の山武地区談合に関して質問をしたところ、大変興味深いデータが市答弁から出てきました。

 千葉県公共事業談合を行った土建業者の談合は東金市にある山武建設業協会を舞台に行われました。千葉県の公共事業談合をやった土建業者は6社あり、大網白里市の公共事業も多くやっています。談合をやっていた2011年からの3年間の本市における公共事業の落札率を問いただしたところ、6社の落札率が平均落札率と比べすべての年度において高かったのです。以下は財政課長の答弁です。

 (引用はじめ)平成23年度につきましては、全体で落札率93.74パーセント対象企業につきましては95パーセントになります。平成24年度につきましては、落札率全体で92.98パーセント、対象企業は94.94パーセントになります。平成25年度につきましては、落札率全体で90.41パーセント。対象企業90.69パーセントになります。(引用おわり)

 財政課長の出しているデータは談合6社の平均とその6社も入れた全体平均を比べています。だから談合6社を除いた平均落札率と比べればその差はさらに広がります。なぜ毎年毎年これら企業の落札率が高くなっているのでしょうか。大変あやしいデータがでてきました。  

9月5日

金坂市長の勘違いについて

 今日は一般質問初日でした。佐久間議員が金坂市長に「安倍首相が集団的自衛権を行使容認についてどのように考えるか」質問をしました。金坂市長は「集団的自衛権についてはこれから国会でよく話し合われるだろうから推移を注視したい」と答えました。このやり取りを聞いて思ったのですが、金坂市長は大きな誤解をしています。集団的自衛権の行使容認は7月にすでに閣議決定されてしまいました。国会でよく議論することなく憲法解釈の変更を閣議決定で行いました。これから国会で議論されることは自衛隊法の改正や周辺事態法の改正(廃止?)などです。

 金坂市長は市長就任前の2008年9月にJC(社団法人日本青年会議所)関東地区千葉ブロック協議会の大会イベントで、総理大臣役になり、「私が総理大臣になったら憲法を改正して自衛隊を強化して軍隊に組織替えする」というマニフェストでパネルディスカッションを行っています。あなたが2008年にディベートしたように集団的自衛権の行使ができる自衛隊というのは軍隊そのもので、交戦権を否定している現行憲法を改正しなければできないことです。あなたの推薦政党である自民党も60年以上そういっていました。あなたが集団的自衛権の行使に賛成だろうが反対だろうがすべての法律の上位法としての憲法を改正することなく骨抜きにしてしまうこの閣議決定は、立憲主義の否定であり、民主主義の否定です。

 さて金坂市長、あなたの大きな勘違いはご理解いただけたでしょうか。今後国会でよく議論されるだろうというトンチンカンな答弁ではなく、憲法改正しなければできないはずの集団的自衛権の行使容認を閣議決定でしたことについて、市民の安全を最優先しなければならない首長として閣議決定は撤回すべきだとお考えですか。

 日本は69年間、戦争で他国の人を殺していないからテロの危険が少ない国です。今後アメリカ軍と一緒に戦争をすればテロと隣り合わせになります。本市の子どもたちが外国との戦争に送り出されるかもしれません。あらゆる戦争に体を張って反対する覚悟を持って首長をやるべきではありませんか。

9月3日

9月議会開会しました。

 本日議会初日、開会前の冒頭に広島での土砂災害に対して黙祷を行いました。

 報道によると安倍首相はよほどゴルフが好きだったのか、断れない何か特別な人とのゴルフだったのでしょうか。土砂災害の報告後も1時間ゴルフを続けていたそうです。首相としての姿勢が問われています。アベノミクスもほぼ失敗が明らかになりつつあるなかで、5年前のようにお腹を壊して投げ出す前に他の方にお譲りした方が懸命だと思うのは私だけではないと思います。

8月6日

原爆被爆と戦時下の郷土資料展

 今日は広島にアメリカから原子爆弾が落とされた日。本市では、昨日と今日の2日間「原爆被爆と戦時下の郷土資料展」が市と市民団体との共催で開催されました。私もお手伝いをしました。今年は例年になく多くの子どもたちの来場がありました。来場していた東金市民の方から、東金は役所ロビーに原爆資料をちょっと展示しているだけで、それと比べ大網白里市は大変立派だと褒められました。担当課の生涯学習課の皆さんと多くの市民の協力で平和の大切さを伝えていくこの展示をこれからも続けてもらいたいと思います。

 今年は例年より期間を縮小し、平日のみの開催でした。次の土日、その次の土日も「大網白里百年のあゆみ」という特別企画展を行う関係で平日のみしか会場を借りられなかったようです。その企画展のパンフレットの巻末年表を見ると昭和19年から21年がすっぽり抜けています。「大網白里町史」にも戦争に関する記述や戦中戦後の記録がが大変少ない。

 千葉県館山市は赤山地下壕という戦争遺跡を保存公開し、市の歴史や教育施策、観光事業等にきちんと位置づけています。 戦争の記憶を風化させず、そして二度と悲惨な戦争を繰り返さないために、負の歴史も後世に伝えていくことが大切だと考えます。

7月28日

千葉県反核平和の火リレー

 子どもたちと反核マラソン(勝手に呼んでいる、正式名は表題のとおり)に出場。今年は同僚議員の一色さんも参加。

 千葉市役所を出発して房総半島をぐるっとまわり市原市役所まで700キロメートル、550名以上のランナーでつながれる。

 私たちは、中継地点の大網白里市役所から茂原市本納支所まで走り、バトン代わりの平和の火をつなぎました。

7月10日

福島原発被災地視察ツアーに参加しました

 東金市議らの福島原発被災地ツアーに混ぜてもらい1泊2日で行ってきました。

 本宮市には浪江町から非難されてきた方の仮設住宅があります。そこで橘柳子さんのお話をお聞きしました。橘さんは震災後転々と避難して10箇所目の仮設住宅住まいをされています。お生まれが1939年の満州で、戦後に続いて二度目の苦難に遭われました。「私は国から二度捨てられた」とおっしゃられたのが印象的でした。

 浪江町では鈴木町議が案内をしてくれました。原発の被災地は、津波被害の片付けも手つかずのままで、傾いた家や捨て置かれた漁船などがそのまま朽ち果てている。

 双葉町の帰還困難地区にバスで入る。入り口で警察の検問を受け、事前に届けてある住所氏名年齢などに誤りがないか確認された。

 バスの中でさえガイガーカウンターが鳴りっぱなしで、第一原発に近い国道6号線で最大7マイクロシーベルトを超えた。

 除染のため土などを詰めた袋がいたるところで山のように置かれていた。

 今回のツアーであらためて原発事故の恐ろしさと、現地の人々の今なお悲惨な姿をまざまざと見せつけられた。

7月5日

クロアゲハが孵化しました

 1週間前に私の自転車のスポークに大きなサナギがくっついていたので、カッターで切り離し、虫かごのなかで木の枝を加工してつけておいたところ、今日きれいなクロアゲハがパタパタしていました。

 以前アゲハチョウの幼虫に山椒の葉を食べさせながら羽化させたことがありましたが、幼虫の食べっぷりにえさの確保が大変だった思い出があります。今回はサナギからでなんとも簡単でした。

5月17日

ウミガメの看板が壊された

 九十九里浜の自然を守る会と市で立てた、海浜動植物の案内看板が壊された。酔っ払いや子どものいたずらで穴が開くような柔な看板ではない。誰かが道具を持ってきて意識的にやったと思う。ウミガメを狙ったのかどうかわからないが、なんともさびしい。

4月10日

大網東小学校入学式に出席しました

 今朝は大網東小学校の入学式に出席しました。昨年は次男が入学したのですが、もう一年が経ってしまったのかと時間の短さを感じます。

新一年生のみなさんへ

 皆さんおはようございます。そして入学おめでとう!

 おじさんにも2人のお兄ちゃんがいます。小学2年生と5年生のお兄ちゃんです。とてもやさしいお兄ちゃんなので、わからないことがあったら何でも聞いてください。

 おじさんから皆さんに2つのお願いがあります。新入生だけでなく6年生も校長先生も聞いてください。

 1つは、皆さんたまにはけんかをしてもいいから、できるだけ仲良くしてください。とくに体の強い子やや頭の良い子や口の達者な子は、みんなと仲良くすることを特に気をつけてください。 「健全な体には健全な心が宿る」ということわざがありますが、これは外国の言葉です。そして、日本語に間違って翻訳されてしまった間違いことわざです。本当の意味は「健全な肉体を持つ人は、せめて健全な精神を持って欲しい」というものです。簡単に言うと、ドラえもんのジャイアンやスネ夫のようにけんかが強い子やお金持ちでずる賢い子が悪い心を持っていると大変なことになってしまうので、強い子ほどやさしい心を持って欲しいという願いのことわざが本当の意味なのです。

 だけれど体が大きいからといってケンカが強いとは限りません。うちの2年生のお兄ちゃんは5年生のお兄ちゃんより体重が重く、力も強く、相撲ではお兄ちゃんより強いのに、それでも痩せている5年生のお兄ちゃんにしょっちゅう泣かされています。

 体の大きい子はこの時期はよく誤解され、親も子供本人も苦労しています。体が大きくても中身は1年生の甘えん坊です。大きい子も小さい子も口の達者な子もそうでない子もみんな仲良くしてください。これが一つめのお願いです。

 二つめのお願いです。おうちでするお手伝いなどの役割を何か持ってください。

 おじさんは、そうじや買い物、食器洗い、ご飯を作ることも役割分担です。休みの日は朝昼晩の食事、普段の日は朝晩の食事と奥さんの弁当も作っています。お兄ちゃんたちの運動会のお弁当もおじさんがつくります。

 2年生のお兄ちゃんと約束した役割分担は、毎朝新聞を取ってくること、布団をたたむこと、食べたお皿をかたづけること、そしておじさんが料理をするときに手伝うことです。卵を割ったり、ゆで卵を剥いたり、落花生や銀杏の殻を剥いたりします。

 5年生のお兄ちゃんはもう少し複雑なことができるようになったのでいろんなことを手伝ってもらっています。電化製品の充電や電池の交換、買い物などもやっています。おじさんが風邪で寝込んでいるときに書類をおじさんの職場まで持って行ってもらったこともあります。

 奥さんの役割分担は、えーとえーと何でしょうか?そういえば洗濯はしています。干してる途中で会社に行っちゃいますが…。奥さん本人は、自分の役割は「美しいこと」とか「存在していること」とか言っています。

 皆さんも1学年進級しました。今までもお手伝いをしていた人、していない人いろいろだと思いますが、新しい役割分担にぜひ挑戦してください。これが二つめのお願いです。

 本日はご入学おめでとうございました。

3月30日

糖質制限医療推進協会総会に参加、会員発表をする

今日は糖質制限医療推進協会総会に参加し地域医療と糖質制限を絡めて発表を行った。最初に会長の江部医師から最新の糖質制限治療についての研修があり、続いて総会と会員による発表会が行われた。この地域は地域医療のごたごたが続いていること、そして明日閉院する県立東金病院の医師がいなくなり、総合病院から糖尿病専門医がいなくなることなどの現状を紹介したうえで、もともと東金病院の院長は「糖質制限」ではなく「カロリー制限」のみを押し進めてきた医師で、そのため合併症による人工透析などが増え続けていた。

実は東金病院だけでなく、日本の多くの糖尿病専門医は「カロリー制限」主体の治療を行い、「糖質制限」にシフトしつつある世界の糖尿病治療から取り残されつつある。このままではガラパゴス状態になってしまう。東金病院の院長がいなくなったことは一方で地域医療の危機でもあるが、これをきっかけに「糖質制限」や「予防医療」を進めるきっかけになって欲しい。

3月12日

大網中卒業式

今朝は大網中学校の卒業式に出席した。10年前のちょうどこの日、2004年3月12日も大網中学校の卒業式でした。その日の祝辞が10年使ったウィンドウズXPの整理ででてきました。(以下10年前の祝辞)

皆さん、卒業おめでとうございます。

 私も、この中学校を卒業しました。久しぶりにこの体育館に入り、大変懐かしいおもいでいっぱいです。卒業生の一人として、皆さんの旅立ちをいっしょに喜びたいと思います。

 私が卒業したのは1982年です。ついこの間のような気がしていましたが既に22年も経っていました。今日ここにおられる教頭先生の石田先生に理科を2年間教わりました。まだ大変若くいらして、悪ガキ相手に奮闘していたのを思い出します。

 そのころ、世界はまだ東西冷戦のさなかでした。戦争と貧困を20世紀中に解決することが、世界に求められた最大のテーマでした。

 皆さんがこの大網中学校に入学した年から21世紀がスタートしました。「戦争の世紀」と呼ばれていた20世紀は終わりましたが、私たちに課せられたテーマは続いていると思います。

 昨年大ヒットしたスマップの歌に「世界にひとつだけの花」という曲がありました。

 歌詞の中で「そうさ僕らは、世界にひとつだけの花、一人一人違う種を持つ、その花を咲かせることだけに、一生懸命になればいい、ひとつとして同じものはないから、ナンバーワンにならなくていい、もともと特別な、たったひとつのものなんだから」と歌っています。そんなたった一つの大切な種、いのちを、戦争や、事故や、病気や、まして自分でなくしてしまうようなことがあってはなりません。それは、世界中のどこであっても同じです。世界中が平和であってこそ、「自分だけの花を咲かせる」ことができると思うのです。

 みなさん、どうかこれからの青春のときを、精一杯生きてください。

 そして、あなただけの花を一生懸命咲かせてください。

 簡単ですが、これをお祝いの言葉とさせていただきます。

 ありがとうございました。

3月7日

予算修正動議成立

本日の予算特別委員会で、子ども医療費助成拡大を4月から行うように予算を組み替えた修正動議を黒須は一色委員とともに提出した。当初は躊躇する委員もいたが最終的に総員賛成で組み替え予算案が可決となり、最終日の本会議でも成立する見込みとなった。

中学3年生までの子ども医療費助成は金坂市長の目玉公約であったがいっこうに進めず、ようやく8月から始めることを提案してきたが、今回の修正可決により、議会は新年度当初から開始するように市長に対して厳しいつきつけを行った。千葉日報3月9日

1月22日

職員給与改定

今日は議会総務常任委員会協議会が開かれた。人事院勧告にそって市職員給与の改定案が来月から始まる議会で提案される。市総務課によると、年度内処理をしたいので議会初日に委員会審査省略で本会議で先議して欲しいとの意向で、本来の所管委員会である総務委員会に事前説明があった。内容は2年ぶりの給与改定で、前回はマイナス改定だったが今回はプラス改定だ。とは言っても初任給及び若い職員給与のみのベースアップの内容だ。対象者は100人足らずで額も月に2000円程度。さらに55歳以上はこれまで1年に2号ずつ昇級していたのが1号昇級に改正されるので昇級がこれまでの半分のペースになるので事実上の給与ダウンだ。

4月から消費税増税が行われる。安倍は企業経営者に給与アップを働きかけていたが、少なくとも公務員の手取りは大きく減りそうだ。

1月10日

談合に甘い山武の首長たち

今日の千葉日報一面に山武郡3市長と2町長が雁首並べて副知事に申し入れをしている写真入りの記事が掲載されている。

(千葉日報から引用はじめ)

業者の処分軽減要望 談合問題で山武の5首長

 千葉県が発注した東日本大震災の復旧工事などで談合を繰り返したとして公正取引委員会が独占禁止法違反で山武地域の建設業者二十数社に対し課徴金納付を命じる方針を固めた問題で、同地域の5首長が9日、県庁を訪れ、関係業者に対する行政処分を軽減するよう求める要望書を高橋渡副知事に手渡した。

 要望を行ったのは山武、東金、大網白里市と横芝光、九十九里町の5市町長のほか、自民党県議でつくる建設問題研究議員連盟のメンバー8人。

 県建設・不動産業課によると、独禁法違反で公取委から排除措置命令や課徴金納付命令を受けた場合、県は要領に基づき当該業者に対し県発注工事への指名停止措置(12~24カ月以下)を取る。近く公取委が関係業者に命令を出すとみられている。

 要望書では「当該業者の行為は重大な不祥事で、猛省と再発防止策を強く求めている」とする一方で、「地元建設業者は震災や台風などの災害時に昼夜を分かたず出動し、応急復旧に努めるなど地域の安心安全を守る重要な存在」と指摘。

 「措置命令によって倒産、廃業となれば自然災害から地域を守る体制が手薄になる」として、指名停止期間の短縮などの配慮を県に求めている。

 要望書を受け取った高橋副知事は「談合が事実とすれば極めて遺憾であり、県としては厳正な対応で臨む」としつつ、「山武地域の実情については承知した」と述べた。

 提出後、山武郡市市町会長の椎名千収山武市長は「地域経済にとっても大変重要な産業であり、措置命令が出ればさまざまな影響が懸念される」と語った。

(引用終わり)

びっくり仰天である。談合企業に対して公正取引委員会が排除命令を出す前に、談合企業の処分軽減をしてくれと千葉県に申し入れたのだ。

いろんな理由をつけているが、税金を食い物にしている談合企業におべっかして、真面目にやっている建設業者はこれではたまらない。

1月1日

新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします

2003年11月の初当選から昨年末で10年が経過しました。途中町長選出馬による失職期間があるものの議会のなかでもベテラン議員(10年経っても一番若いが…)と呼ばれるようになりました。

この2年間は議会運営委員長という役職を得て、会派の議員や新人議員らとともに議会改革に積極的に取り組みました。また、市制施行にともなう条例等改正や議会運営上の変更に対応すべく尽力しました。その結果、議会インターネット中継の開始、委員会傍聴の一部制限の廃止、議員が市長諮問委員会等行政委員会に参加することの縮小、議長の常任委員会からの離脱など目に見える形で議会改革が進んできました。一方で議会質問を制限・縮小するような意見もあり、これに関しては何とか後退させずに保っている状態です。

一般質問等ではワクチン接種やがん検診・メタボ検診などをこのまま続けて良いのかと医療・製薬問題のタブーに積極的に切り込んでまいりました。また東京電力に頼らないエネルギー政策を提言してきた結果、行政においても徐々に成果が出てきました。

引き続きオンブズマン活動も積極的に行いました。ほとんど墨塗りだった特養老人ホーム選考審査結果に対しては不服申立を請求し、申し立ての多くが認められました。ごみ清掃工場建設談合問題では、談合企業から損害賠償金が市(行政組合)に支払われる大成果がありました。

これからも皆さまの変わらぬご支援をお願い申し上げます。