近況
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8月25日

医療問題についての研修会に参加してきました。

午前中、千葉県立救急医療センターを見学、センター長から現状と課題についてお話を伺いました。この数年、山武地域からの救急搬送が1~2%増えているそうで、センター長は医局に対して山武地域の救急搬送受け入れは少し広めに考えて欲しいと指示しているそうですが、一般病床が空いていてもICU等が埋まっているときの判断が難しいそうです。

以前は病院からの転送がほとんどだったそうですが、最近は救急救命士のトリアージの能力が向上し、直接搬送が増えていて、先週末も2件山武からの直接搬送だったそうです。
現在100床の病院に県から17億円法定繰り入れされていて、2~3億円の黒字になっています。
しかしながら築28年で、海のそばのため建物の老朽化が激しく、配管が2本使えないなどの問題やヘリポートの位置、看護師寮や病室のアメニティ、外来駐車場が狭い、高速道路へのアクセスなどの問題があり、新規の建て替えが課題だそうです。

午後から千葉県健康福祉部の講師を招いて、新保健医療計画と新型インフルエンザについて勉強しました。これらについて別の機会に報告します。

8月19日

地域医療対策特別委員会を傍聴しました。

詳しい内容は議事録および報告書が出されると思います。
今回は千葉県健康福祉部長、政策課長、病院局副局長をお招きして新医療センター構想について説明を受けました。

今回の委員会ではっきりしたことは、新医療センターの運営には県は加わらない、すなわち運営費は出さないと明言されたことです。もうひとつは、3次救急についても県が負担することはないということです。
そして包括的支援の詳しい内容については何もなく、千葉大学の支援は希望的観測に終始し、財政支援については新センター構想の細かい内容が決まらないと県議会に説明できないから言うことができないとのことでした。
しかし、新センター構想の協議会の前の準備段階で財政支援の内容を発表することが全く不可能ではないというようなあいまいな部分もあり、この点については問いただしていく必要があると思います。

病院局から、医師確保は難しいという文脈で、東金病院には魅力がないから医師の確保ができないという発言がありました。
県は自らの努力をすることなく、県立病院を切り捨てるかの発言に大変憤慨しました。現在、東金病院は院長が先頭になり、地域医療連携などを進め、全国から若い医師を集めています。
千葉大学が引き上げて2人にまで減った内科医が7人にまで回復しています。今後後期研修医をさらに集める計画もあるそうです。
千葉県はこの成果を偶然か何かのように無視しています。新医療センターを建てなければ医師は集まらないという宣伝の前に、現在の公立3病院の体制建て直しが急務です。

8月6日

連日の暑さにお見舞い申し上げます。

昨日の雨はゲリラ豪雨というそうで私のパソコンも雷でダウンしてしまいました。
さて、私が学生時代から20年以上取り組んでいる「千葉8月の会」というアジア太平洋戦争の犠牲者や被害者の証言を聞く集会を今年も8月9日(土)13時開場、千葉市文化センター5階で開催します。
今年は、加害者側の証言(毒ガス遺棄、731部隊)を聞く内容となっております。以下は今日、広島で秋葉忠利市長が読み上げた「広島市 平和宣言」を一部引用します。

--- 引用 ---
平均年齢75歳を超えた被爆者の脳裡(のうり)に、63年前がそのまま蘇(よみがえ)る8月6日が巡って来ました。「水を下さい」「助けて下さい」「お母ちゃん」――被爆者が永遠に忘れることのできない地獄に消えた声、顔、姿を私たちも胸に刻み、「こんな思いを他の誰(だれ)にもさせない」ための決意を新たにする日です。

7月29日

一年のうちで最も平和を考える季節がやってきました。

毎年恒例の反核リレーに参加して一区間走ってきました。
「平和の火」を持って走るのですが、この暑さで火のついた棒きれを持って走るのはいかがなものかと思いました。
夏は暑いものですが、身体の冷やし過ぎには気をつけてください。先週相次いで、二人の子が熱を出してダウンしていました。

さて、戦争展(正式名称:原爆被爆と戦時下の郷土資料展)が大網白里町保健文化センター3階で開催されます。
8月1日から3日まで、ぜひご覧下さい。

7月1日

町長を訴えた住民訴訟「違法公金支出金返還請求」の第1回公判が千葉地裁で行われました。

訴状に対し、被告側答弁書が出され、いよいよ証拠調べかと思ったら、次回(8月26日)は論点整理のため公判は開かれないそうです。
今回、訴状とは別に意見陳述を行いました。私たちの「訴え」「思い」が何なのか、何を求めているのかをぜひ意見陳述されて欲しいと次元に申し入れしていました。

裁判長から5分程度の時間をいただき発言しました。今回の裁判で、町民の被った損害を回復することと共に、入札制度の改善につながるようにしたいと考えています。
6月27日に逮捕された山武郡市広域水道企業団での競売入札妨害も贈収賄と談合がセットで起きたことは間違いないでしょう。
談合を容易にする制度では競争入札が機能しないのは明らかです。

6月28日

オンブズマン全国大会のプレ大会が千葉市で行われました。

各地からの報告のあと、千葉大学の新藤宗幸教授の講演をお聞きしました。
「オンブズマンの違法支出をチェックすることも必要だが、違法ではなくどうどうと行われている税金の無駄遣いにメスを入れることで、違法支出チェックもより意味が大きくなる。」「自治体がお金がないと先に言っていると政策構想力がなくなってしまう」などのお話を聞いた。

6月27日

この1か月、千葉地検の記録係に通い、浄化センター贈収賄事件の裁判記録を閲覧謄写している。
8000ページ位あるのではないかという調書全てに目を通し、必要最低限写し取っているが、腱鞘炎になりそうだ。この贈収賄事件とセットで「談合」があったことが刑事記録でほぼ明らかにされたと言ってよい。
逮捕された業者もそうだがそれ以外の入札参加業者も全てが談合を認めている。どうして談合がスムースにできたのかについてや他の業者に対する金額の指定などが克明に記されている。
また浄化センターができた平成3年からずっと下水道課職員を飲食やゴルフの接待をしてきたことなども記されている。
町側の調査や報告がいかにデタラメだったかはっきりと判る内容だ。今後詳しく報告したい。

6月22日

さんぶ市民オンブズマン連絡会を立ち上げました。
朝日新聞千葉版に載ったのでご覧下さい。

6月17日

先週金曜日13日午後からは、1市2町で強引に進めようとしている新医療センター構想についての補正予算案審議が始まった。

しかし始まったとたん、町長からの申し入れで休憩に入った。急遽議会4役と町執行部との会議が開かれ、なんと議案を撤回させてくれとのことだった。
これだけ傍聴者を集め、補正予算に反対している議員に対して「病院に反対している」かのような圧力をかけ続けて強引に進めていたのに、反対派を切り崩せなかったとみるや議案を撤回して先延ばしにしようとする何とも都合の良い、かつ情けない。
自分で呼んだ傍聴者にも説明できない内容だ。

4年近くかけてすすめてきた山武医療センター構想が破綻した反省もなく、議会を無視して強引に進めている新構想について、町長はとにかく急いでやらなければこの地域に救急病院ができないと説明していた。
それが議案を撤回して先延ばしにさせてくれなどと説明と違うではないか。

町長は議会を完全になめていた。
どうせちょっと脅して、飴を与えればすぐ自分の側に付くだろうと。町長が議会に上程する前に自分で取り下げて、期限を切らずに議会と真摯に話し合っていればこのような結果にならなかっただろう。
それが議会を無視して知事にお願いに行ったり、議長を呼んで料亭で会議をしようとしたりするからいけないのだ。おまけに自分に近い議員を使い、中身のない、町民に幻想を振りまくチラシを撒かせたり、この計画に反対している議員を「病院に反対している」かのようにデマを流した責任は大変大きい。猛省すべきだ。

さて、町長からの議案撤回に対して議会は賛成多数で否決をし、さっそく新病院構想関連の補正予算審議に入った。
蓋をあけてみれば質疑討論では賛成派からは公明党一人の発言しかない。自民クラブに至っては代表質問すらない。
これだけ大きな問題に対して、議場で質疑一つないなんてあり得ない。何も考えていないのだから質問がないのではなく、できないのかもしれない。これまでもこの5年間で5人いれば100回(100時間)以上質問できる計算だが、医療問題について何か一般質問をしていた記憶がない。

反対の立場からの質疑は次々と行われた。
「財政上の問題点」「県の構想の問題点」、「計画の強引な進め方」など様々な視点からこの計画に対する疑問が呈された。町長はもはや撤回が否決されてから、やる気のない様子で、今後町長としての資質・資格が問われるだろう。

この日の議会は延長され、7時近くまで続いた。
質疑が終わり討論では、反対4人、賛成3人で採決され8対11で議案は否決された。これをうけ、反対した11名の側から地域医療を守って行くべく議会特別委員会の設置の動議が提出され、総員賛成で可決された。
今後は議会が中心となり、地域医療の充実に向けて知恵を出していくことになる。

6月13日

議会最終日、町長が呼んだとしか思えない傍聴者が議会に押し寄せてきた。
議会開会前から傍聴席は満席になり、報道席を特別に用意して開会した。

午前中、ノートパソコンの入札について質疑が集中した。私も質疑にたったが、パソコンの仕様書についてもいい加減だが、制限付き入札に対して大変疑問が残る。
官公庁に100台以上納入実績のある業者などの制限を付け、事実上新規参入を認めないものだ。全国の自治体がこのような制限を設けている。日本中で官公庁御用達業者の既得権益を守っているのだ。
この入札では、例えば民間企業に何千台ものパソコンを納入していても入札に参加出来ない会社が出てきてしまう。未来永劫特定業者を優遇する結果につながるこの入札は、談合の温床になり、競争性のない税金の無駄遣い状態を作り出す制度でもある。ただちに制限をなくすべきだ。

午後からの議会は大変荒れた議会だった。傍聴席からヤジや拍手が飛び、議長から退席させられる者も出た。内容等についてはあらためて報告します。

6月10日

議会一般質問を行いました。

下水道浄化センター談合問題で時間を使い果たしてしまい、他項目は次回または答弁書をもって代えようと考えています。内容の一部をニュースにしました。

談合のあった2004年浄化センター入札の設計図書の貸出名簿を入手したところ、なんと談合を仕切った業者のみが貸出を受けていて、他の7業者は全て設計図書の貸出を受けていない。これは最初から7業者はこの入札で落札する意志がなかった決定的な証拠だ。
現在では設計図書を入手しない業者は入札無効になる。
全くデタラメな入札が行われて、町もチェックをしていない何ともお粗末ぶりな内容だ。

これでもかたくなに談合を否認する町長は、談合を認めると他にまずい理由があるに違いない。そう思わざるをえない。

2月9日

「夢プロ」作業日。地域医療を考えるための6回連続講座も次で5回目になります。

17日の講座の準備を東金市ふれあいセンターで行いました。
17日の講座もふれあいセンターで行います。詳しくはトップページから。

このふれあいセンターは豪華なつくりで、建設費もさることながら維持コストがかなりかかると思われます。まるでバブルの時に建てられたかのような税金の無駄遣いそのものという感じです。
お金をかけているわりに使いにくいのもますます駄目な施設に追い打ちをかけています。

2月8日

長男の幼稚園で保護者参観にいきました。

造形教室に続き、擬似通貨で「お買い物」を体験するというレッスンでした。
昨年4月と比べると別人のようで、子供の成長の速さには目を見張るものがあります。

それにしても幼稚園で英語を多用しているのには驚きました。英語レッスンがときどきあるのはいいとしても、日常的にボーイズ・ガールズだのグッドモーニング・グッバイだの、出席が姓名の順ではなく、名姓の順に呼び、イエスと答えさせるのは少し違和感を覚える。
きちんと母国語を覚えさせることが一番重要だと思うが皆さんはいかが考えますか。

2月8日

一般質問通告の締め切り日。午後議会事務局に行き、通告書を提出した。

前回の質問で時間が足らなかった分を中心に通告した。
今度の定例議会は、次年度の予算議会でもあるので他の定例議会と比べ早く始まり、期間も少し長くなる。

2月4日

先月30日に提出していた住民監査請求が正式に受理されました。

2月21日が請求人による意見陳述及び新たな証拠提出の日に決まりました。傍聴できるように監査事務局及び監査委員に対して申し入れをしよう。
申し入れは監査委員会事務局(70-0395)または代表監査委員安藤正義氏へ。

1月30日

先日提起した住民監査請求の書類を作り、集合した6人のメンバーと事前に署名捺印をもらった6人分の合わせて12名の連名で住民監査請求を行いました。
監査事務局(町職員)は、請求者全員の意見陳述への出席を認めないかのような発言をしていたので、請求者全員の出席も意見陳述も、住民らの傍聴もさせるべきとしてとりあえず口頭で申し伝えた。後日文書で申し入れたいと思います。

1月26日

昨日、市民オンブズマンについて勉強会をしました。

簡単に言えば「地方自治体に税金の無駄遣いをさせないために行政や議会を監視する活動」をしているそうです。
市民オンブズマンは一人でも始められる活動で、今日から名乗っても誰にも文句がつけられないそうです。自治体などからは補助金を受け取らず、住民のボランティアで運営していて、80以上の地域オンブズマンが全国連絡会をつくって連携をとっているそうです。
これまでにも官官接待や議員視察、政務調査費の使い方、談合等にチェックを入れ、県内だけでも50億円以上の無駄遣いをやめさせた効果が出ているそうです。

さてオンブズマンがどのように行政を監視し、また税金の無駄遣いをやめさせているのでしょうか。

まず新聞等で税金の無駄遣いがないか目を光らせます。
議会を傍聴したりもします。
そして問題を感じたら情報公開請求などで問題点を整理し、無駄遣いが明らかになったら住民監査請求を行います。
各自治体には監査委員がいて、無料で審査してくれます。ただし、監査人の資格(住民であること)や、対象案件が財政支出等から1年以内であることなどの制限もあります。
監査委員が審査をして、問題点があると認められた場合には、首長等に是正の勧告が行われます。問題点がない、違法性が少ないなどとして却下されるなど、監査結果に不服がある場合は住民訴訟を提起することができます。
住民訴訟をするためには住民監査請求をしなければならないことや、監査結果が出てから30日以内に行うことなどが決められているそうです。

1月25日

ガソリンの暫定税率で自公と民主党が泥仕合をやっている。

全国知事会なども地方の道路が作れないと大騒ぎをしているが、1年や2年、ガソリン税が下がって道路を作るのが遅れてもそんなに問題はないでしょう。
1年位かけてこれからの日本の道路行政や交通行政を考えても遅いとは思えない。もう少し冷静な議論が欲しいものです。

自民党は自分たちの温暖化対策には不熱心なことを棚に上げ、ガソリン税が下がると二酸化炭素排出が増えるなどといっている。しかし、今も昔も車を作れ増やせの政策を続けているのこそ自民党だったのではないか。
1台あたりのガソリン消費の増減よりも車社会を増大させることこそ環境破壊につながっているのではないか。道路を作れば作るほど車が増えることや、高速道路を作ることによるトラックや大型車の増加についてこそが二酸化炭素排出では大きな問題ではないのでしょうか。

今まで不用な道路を作り続けてきた責任もきちんととるべきでしょう。

1月24日

朝日新聞にも一昨日の記事が載っています。読んで下さい。

1月23日

千葉日報の記事「出産金の不正受給事件 町長らの処分案否決 大網白里町議会」

大網白里町議会の臨時議会が二十二日開かれ、同町職員が出産一時金を不正に受給申請して逮捕、起訴された事件を受け、町が懲戒処分として提案した堀内慶三町長らの給料を減額する条例案を反対多数で否決した。
町は事件を受け、監督責任者である堀内町長の給料を四カ月間、石井利夫副町長を二カ月間、いずれも10%減額処分とする方針を決め、この日の臨時議会に条例制定案を提出した。しかし、議会側は「事件の全容が解明されておらず、処分は時期尚早」などと反発した。

堀内町長は「町民に謝罪の気持ちを早く示そうと提案したが、理解が得られなかった」と話した。今後は事件の調査報告書を提出したうえで、再度提案する方針。
事件をめぐって町は、公電磁的記録不正作出・同供用罪で起訴された同町都市整備課主任主事、大多和直幸被告(29)を昨年十二月二十八日付で懲戒免職処分にしている。

起訴状などによると、大多和被告は保険年金課国民健康保険係だった一昨年八月から昨年三月までの間、役場のオンラインシステムを使い、住民の出産一時金を支給したとする虚偽のデータを入力したとされる。
大多和被告は犯意を否認しているが、支給された一時金など計約五百万円は使途不明になっており、県警は窃盗などの疑いでも追及している。

1月22日

臨時議会が開かれました。

職員逮捕に関連して町長処分の議案が出されましたが議会は否決しました(10対9)。黒須も反対しました。
真相究明も調査報告書や再発防止の報告書も出されていません。
管理者としての責任の所在も明らかにされていなく、あげくの果てには「500人も職員がいて、その全てを管理することなどできない。飲酒運転で逮捕される職員が今日明日又出るかもしれない。町長として最大限やっている」と開き直る始末です。
こんな状態で町長の給料10%4か月減で幕引きすることは許されません。この議案には自民党、公明党、共産党が賛成し、無所属議員を中心に反対をしました。黒須が反対して否決された議案は4年間ではじめてです。大網白里町議会も少しは良くなる兆しか?

町長は町民に対して早く謝罪をしたいとして出してきたとのことですが、当然けじめも早くつけるにこしたことはないけれどもその前にやることがあるでしょう。
そもそも自らの責任をきちんと認識する必要があるのでは。
また、とりあえずの処分だと言っていますが、一昨年の下水道課職員贈収賄事件でもとりあえずの処分を自ら課して、その後明らかになった談合などにメスを入れることはなく、とりあえずの処分などといいながら事件の幕引きにした前歴があります。

このような前歴から町長の言うことには信用がおけません。信用できるならとりあえずの処分議案に賛成しても良かったのですが、給料10%4か月でほっかむりされては町民は納得できるわけないでしょう。

2月定例議会もすぐ目の前です。町民や議会にきちんと説明できる内容をもって自らの処分も決めてもらいたいものです。
ちなみに議会が町長の処分を決めることはできません。やるとすれば不信任決議等になると思われます。

1月16日

事務所の引っ越しを6日から進めていましたが、今日電話が開通して(番号は同じ73-4126)全て移動が完了しました。
事務所を二つに仕切って手前は会議だけでなく、映画会や展示会などもできるように整備する予定です。

1月15日

みどりが丘の川合さんが提起していた行政訴訟の判決を傍聴にいきました。

結果は門前払いで、内容の是非にまで踏み込まない内容で不本意なものであったと思います。
行政訴訟を行うには住民監査請求を行うことが前提になっていて、監査請求が棄却された場合に訴訟ができることになっています。その前提の監査請求は行政が不正な支出を行ってから1年以内に行わなければならないとされています。
これが大変問題のある要件です。
しかし、住民が行政による不正の支出を知り得ることができない場合は知った時から1年であるべきです。実際に監査請求は正式に受理されて審査されているのですから、これを裁判で問題にして門前払いとは全く不当です。
この1年要件を変えさせなければ、住民が行政の不正をチェックする機能が大幅に縮小されているままになってしまいます。

さて、この行政訴訟の本題は何だったのかというと、2006年5月に下水道課の職員が収賄で逮捕されたことに端を発しています。
この裁判の判決文で贈賄企業が談合を行ったことが明記されています。
一方、贈賄企業の指名停止を受けて競争入札で新たに指名された会社は町の予定価格の44%の価格で受注しました。談合により毎年毎年5千万円位の高い価格が町税から支払わされていたのです。

町長の数々の不作為により不当に支出された町税約4億円を町民に支払えというものが住民監査請求及び行政訴訟で提起した内容でした。

1月14日

今日は成人の日だ。

当人にとっては特別なものではないだろう。パチンコも運転免許も関係ない。違法ではあるが飲酒も喫煙も日本では自由だ(政府や飲酒メーカーやタバコ会社の陰謀)。

適正飲酒で寿命が長くなるというデータには疑問が残る。最初から健康で酒を飲める人間が母数に数多く含まれている飲酒者と病気で酒が飲めない人などが含まれている非飲酒者の平均寿命を比べることがおかしい。

話はそれたが、それでも成人が特別ということをあげれば選挙権が与えられることだ。ワーキングプアやネットカフェ難民などが多く取り上げられている。
社会が悪いのは間違いないが、その社会を作っているのは私たちだ。その基本は政治を良くすること。そして、現在の政治システムの中で重要なのは選挙ということだ。

衆院選もすぐ近くだ。棄権をせずにしっかりと投票をして欲しい。

1月13日

町では消防出初め式がありました。
このところ不審火が多く、連日消防団の方々が見回りを強化していてくれています。

子供が消防車が大好きで、夜警の消防車が来ると「ピーポー(救急車とごっちゃにしている)」「ピーポー」と大騒ぎをして窓ごしに見ています。ご苦労様です。

1月12日

「ちば8月の会」の新年会に出席。

この会は、20年以上にわたり、アジア太平洋戦争で被害に遭われた方々を毎年8月15日頃、日本にお招きして、証言を聞く会を主催してきました。

代表の大島孝一さんは、岩手大学助教授、女子学院院長の経歴があり、キリスト者でもあり、日本の戦争責任を考える活動を長年続けている方です。その大島さんが今年の誕生日で92歳になり、8月の会の代表から降りたいとのことで、長年の功績に会のメンバーで大島さんを囲む新年会を開きました。
今年の8月の会は、代表は置かずに小暮事務局長体制でいくことが決まりました。

1月11日

新テロ新法が衆議院の再議決で可決した。
直近の参議院選挙で負けた自民党公明党が、3年前の小泉選挙で得た3分の2以上の議席を使って再議決をすることが民意を反映しているとは言い難い。
アメリカの戦争支援法であるこの法律を、国民に問わずに成立させたことは許されない。一刻も早く衆議院を解散して選挙を行うべきだ。

1月9日

昨日、連合の新春のつどいに参加しました。

黒河会長から今年こそ政権交代の実現をとの挨拶があり、続いて来賓の堂本知事や民主党、社民党などから発言がありました。
全て民主党が良いわけではないが、今のまま自公路線でいくとどんどん弱者切り捨てのひどい社会になってしまう。一度は政権交代して、自民党が何をやっても安泰という時代は終わらせなければいけないと思う。

1月8日

水疱瘡で始まった上の子供の冬休みが終わり、今日から3学期が始まりました。また送り迎えが大変です。

1月7日

下の子供が水疱瘡になりました。上の子供にうつされたようです。

昨年上の子が水疱瘡になり、小児科の先生に連れて行ったら99%うつるとのことで、7日頃発症と言われていたので、ドンピシャリでした。
ほとんどの大人にはうつらないと思われますが、他の子供にうつすといけないのでしばらくは子供のいるところには連れていけません。上の子供を幼稚園に送り迎えするときが困ります。
共働きの家庭などで、病児保育が必要なことがよくわかります。

1月6日

事務所の引っ越し兼新年会を行いました。
10人以上の皆さんにお手伝いいただき、午前中で移動は終わりました。片づけは当分続きそうです。

1月5日

昨日の日記に書いた事件で、逮捕されていた職員が懲戒免職になったことが各紙に報道されている。

報道によれば今度の臨時議会で町長ほか当時の上司などを減給処分にするようである。しかし、逮捕された本人も否定しているし、町側からもはっきりした説明のないなかで処分だけ先にして幕引きをすることは許されない。
町当局は町民に納得のいく説明をすることが第一、事件を解明しなければ再発防止につなげられるかどうかもわからない。

町民の皆さんもこの事件に関して何か情報があったら連絡を下さい。よろしくお願いします。

1月4日

昨年12月に逮捕された職員が12月28日付けで懲戒免職になったそうだ。
逮捕・起訴されたことなどを受けて町の懲罰審査委員会のようなものを経ての処分というが、今回起訴されたのはコンピューターを不正に操作したことのみで、本人は不正操作も不明金の横領等も否認しているとのことだ。
このことは町も認めているが半年以上前からわかっていることで、本人が否認しているから処分等をせずに通常勤務を当該職員にさせていたと私の一般質問にも答えている。半年も放っておいて起訴されたらすぐ懲戒免職とはいささか性急すぎやしないか。

町民の皆さんもこの事件に関して何か情報があったら連絡を下さい。よろしくお願いします。

1月3日

妻の実家の群馬に帰省しました。
子供を前橋市内の遊園地「るなぱあく」に連れていきました。

この遊園地、NPOが市の指定管理者として運営をしているのですが、日本一安い遊園地というふれこみで、乗り物が全て10円~50円、500円の回数券で乗り切れないほどのお財布にもやさしい遊園地です。
ジャスコに行くたびに100円、200円と使われてしまう子育てパパにとって何ともうらやましい遊園地でした。

1月2日

12月議会の一般質問を一部テープおこししました。「出産一時金等公金不明事件」に関する部分のみです。全体の8割位がこの質問でした。

1月1日

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、急なことですが事務所を引っ越すことになりました。同じサンモア店舗内で5軒となりに移動します。
6日の午前10時からはじめますので手伝いに来て下さい。